一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「ブラッシュアップライフ」…安藤サクラ主演、バカリズム脚本のドラマが面白い…

2023年01月15日 | テレビドラマ


「ブラッシュアップライフ」というドラマが、
今年(2023年)の1月8日より日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて始まった。
主演は民放GP帯の連続ドラマ初主演となる(私の好きな)安藤サクラ。
脚本はカリズムで、


不思議な日常を描くタイムリープヒューマンコメディである。
まだ第1回を観ただけなのだが、
これがめっぽう面白い。



「あーちん」こと近藤麻美(安藤サクラ)は33歳。


地元の北熊谷市役所に勤務する女性で、
実家で両親と妹との4人暮らし。
市役所の窓口でいつものように市民に怒られてはストレスを溜め、
夜は幼馴染の門倉夏希(夏帆)、米川美穂(木南晴夏)の3人で、
ご飯やカラオケをしながら同級生のウワサ話で盛り上がっている。



こんな平凡な人生がこのまま続いていくと思っていた矢先、
麻美は交通事故であっけなく死んでしまう。
気が付くと、麻美は真っ白い空間にいた。
「えっ、死んだ? 噓でしょ?」
困惑する麻美に、死後の世界の案内人なる男(バカリズム)が告げる。
「近藤麻美様ですね。33年間、お疲れ様でした。これから新しい生命にご案内します」



休む間もなく宣告されたのは、人間ではなくオオアリクイだった。
麻美はガッカリするが、
もう一度、近藤麻美として同じ人生をやり直して徳を積めば、
人間に生まれ変わる確率が上がると聞いて、
「だったらそれがいいです」
と、人生のやり直しを選択する。



かくして麻美の人生2周目が始まった……







第1回の内容は大体こんな感じであった。
ストーリーも面白いが、
このドラマは基本「会話劇」で、
この「会話」の部分がとにかく面白い。
〈さすがバカリズム!〉
と唸るほど凄い。
だらだら会話が続いているようで、
それがずっと聴いていられるほど面白く、
(大笑いはしないけれど)クスッと笑える箇所もあり、
脚本が練られていることが感じられる。



そういえば1月7日に放送されたドラマ「ノンレムの窓 2023・新春」も面白かった。



安藤サクラの他にも、


(私の好きな)夏帆、木南晴夏、三浦透子、志田未来などが出演しており、
今後、(私の好きな)黒木華の出演も予定されている。


男優陣も豪華で、
松坂桃李、染谷将太、鈴木浩介、田中直樹、バカリズムなど、
個性あふれる実力派揃い。


今夜(1月15日夜10時30分から)第2回が放送されるが、
今から楽しみでならない。

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