一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……雪山と霧氷とマンサクとツクシショウジョウバカマを一度に楽しむ……

2019年02月10日 | 天山・彦岳


世は3連休のようだが、
私は日曜日だけが休み。
昨日(2月9日)の土曜日、下界は雨が降った。
仕事からの帰りに天山の稜線を見ると、うっすら白くなっていた。
下界は雨だったが、天山には雪が降ったようだ。
これで心が決まった。
〈日曜日は天山へ行こう!〉
九州では、今年はあまり雪が降らない。
積雪した山は貴重なのだ。

御来光登山をしようかと思ったが、
早朝に空を見ると、曇っていた。
で、リリー・フランキーが出る「ボクらの時代」を観てから、
天川登山口へ向かった。

天川集落までは、まったく雪はなかったが、
天川集落を過ぎた途端、積雪が見られるようになった。
ノーマルタイヤなので、この辺りに車を駐めて、歩き出す。


天山ダム分岐を通過。


ワクワクするような風景だ。


陽が差してきた。


天山が見えてきた。


天川登山口に到着。
車は一台も無かった。


天川登山口から、あらためて出発。


ゆっくり登って行く。


楽しくて仕方がない。


いつもの場所でパチリ。


プチ氷瀑を見ながら高度を上げていく。


この辺りから霧氷が見られるようになった。


ねっ。


さらに登ると、


もっと美しい霧氷が見られた。
感動。


もうすぐ山頂。


天山山頂(1046m)に到着。


誰もいない。
嬉しい。


展望も素晴らしい。


多良山系も、雲仙も見ることができた。


さあ、稜線散歩。


なんと言っても霧氷を見ることができるのが嬉しい。


くじゅうや雲仙で見る霧氷よりも何倍も嬉しい。


いいね~


素晴らしい!


松の葉にも霧氷ができていた。


何の案内板だったっけ?


ルンルン気分で歩いて行く。


霧氷が青空に映える。


いいね~


いつもの場所で、


背振山地を見ながら、珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


もう少し先まで行ってみる。


彦岳が見える場所まで行って、引き返す。


霧氷を見ながら、


戻って来た。


これから、少し寄り道をして、散歩道へ。
オオキツネノカミソリの葉を見に行った。
「出てる、出てる」


今年も期待できそうだ。




次に、
天山で最も早くツクシショウジョウバカマが咲く場所へ行ってみる。
「おっ、咲き始めてる~」


こちらは、もっと開いている。


これは、もう、開花寸前。


いいね~


次に、マンサクの木を見に行ってみる。
こちらにも黄色いものが……


マンサクも咲き始めているのだ。


ズーム。
ワクワクする。


おっ、開花しているものもあるようだ。


やはり、天山のマンサクは素晴らしい。
今日は、
雪山と霧氷だけでなく、
ツクシショウジョウバカマやマンサクも楽しむことができ、
一度に“冬”と“春”を満喫することができた。
何という贅沢!


今日も一日の王になれました~


この記事についてブログを書く
« 映画『愛唄 -約束のナクヒト... | トップ | 映画『迫り来る嵐』……降り続... »