原題:『Venom: The Last Dance』
監督:ケリー・マーセル
脚本:ケリー・マーセル
撮影:ファビアン・ワグナー
出演:トム・ハーディ/キウェテル・イジョフォー/ジュノー・テンプル/リス・エバンス/ペギー・ルー/アラナ・ユーバック/スティーブン・グレアム
2024年/アメリカ
人間とエイリアンの関係について
あれほど仲が悪かったはずの主人公のエディ・ブロックとヴェノムの関係を知っている者としてはラストはつい涙腺が緩んでしまった。
エイリアン愛好家のムーン家を登場させたことが興味深い。かつて『E.T.』(スティーヴン・スピルバーグ監督 1982年)などで人間とエイリアンの平和な交流が描かれていたが、もうそのような関係は夢物語なのだと本作で示されたような気がする。
それにしても映画におけるデヴィッド・ボウイの曲の採用率の高さには驚いてしまう。本作も「スペイス・オディティ(Space Oddity)」が使用されているのだが、エディがヒッピーのマーティン・ムーンと別れた後に口にする「all time low」というフレーズは「スペイス・オディティ」の続編と言われている「アッシュズ・トゥ・アッシュズ(Ashes to Ashes)」から引用されており、芸の細かさがうかがわれる。
マルーン5の「メモリーズ」を和訳しておきたい。
「Memories」 Maroon 5 日本語訳
俺たちが勝ち取った物に乾杯しよう
おまえがここにいてくれたらという願望にも乾杯するが
おまえはここにはいない
酒が俺たちがこれまで通ってきた全ての想い出を甦らせるのだから
今日ここにあるものに乾杯しよう
途中で俺たちが失くしたものにも乾杯しよう
だって酒が全ての想い出を甦らせるし
想い出こそがおまえを連れ戻してくれるのだから
俺が思い出す時期がある
俺が苦悩というものを知らなかった頃や
俺が永遠というものを信じていて
全てが同じままであるだろうと思っていた頃
誰かがおまえの名前を口にすると
今俺の心は12月の寒さのようだ
だって俺はおまえに呼びかけようと求めることさえできないのだから
でもいつの日にか俺はするだろう
誰でも傷つくことはあるし
いつかはみんな傷つくのだが
全ては何とかなるはずなんだ
グラスを掲げて言おうじゃないか!
俺たちが勝ち取った物に乾杯しよう
おまえがここにいてくれたらという願望にも乾杯するが
おまえはここにはいない
酒が俺たちがこれまで通ってきた全ての想い出を甦らせるのだから
今日ここにあるものに乾杯しよう
途中で俺たちが失くしたものにも乾杯しよう
だって酒が全ての想い出を甦らせるし
想い出こそがおまえを連れ戻してくれるのだから
想い出こそがおまえを連れ戻してくれる
俺が思い出す時期がある
喪失感というものが全くなかった頃
憎悪がどれも強すぎて抑えられないと感じていた頃
今俺の心は残り火のような感じで
それで暗闇を照らし出している
俺はおまえのためにこれらの松明を持って行くよ
それらを決して落としたりはしないよ
誰でも傷つくことはあるし
いつかはみんな傷つくのだが
全ては何とかなるはずなんだ
グラスを掲げて言おうじゃないか!
俺たちが勝ち取った物に乾杯しよう
おまえがここにいてくれたらという願望にも乾杯するが
おまえはここにはいない
酒が俺たちがこれまで通ってきた全ての想い出を甦らせるのだから
今日ここにあるものに乾杯しよう
途中で俺たちが失くしたものにも乾杯しよう
だって酒が全ての想い出を甦らせるし
想い出こそがおまえを連れ戻してくれるのだから
想い出こそがおまえを連れ戻してくれる
想い出こそがおまえを連れ戻してくれる
想い出こそがおまえを連れ戻してくれる
Maroon 5 - Memories (Official Video)
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