寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

長野電鉄の特急ゆけむり

2008年08月08日 | 

長野電鉄長野駅はJR同駅の善光寺口から近い。バス乗り場6番そばの入口から地下に潜り、赤色の特急ゆけむりに乗った。

長く曲がりくねった千曲川に架かる「村山橋」。隣で新橋の建設が進んでいる。列車はゆっくりと橋を通過して須坂市に入る。

村山橋を通過中の特急ゆけむり

千曲川沿いの住民は時に荒れ狂う川の恐怖と闘いながら生きてきた。明治時代までは船による人や物資の運搬が重要であった。

船頭は命がけの仕事と引き換えに高額を手にしたと聞く。やがて鉄道や車の時代が到来し、船乗りの仕事は激減してゆくことになる。

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長野市遊廓跡を探訪する(後編)

2008年08月08日 | 

ひどく寂れた印象の東鶴賀町。ここに華やかな遊廓建築はほとんど残っていないが、東鶴賀公民館(見番・検疫所があった場所)の敷地の角に三神社がある。

東鶴賀町の三神社、奥が公民館

鶴賀新地の由来が記された碑


神社の隅に「新地」の由来が記された碑がひっそりと立っている。これが無かったら余所者はまず遊廓跡とは気付かないだろう。周辺をぶらつき漸く往時の木造建築を発見した。

中央病院のすぐ近くに残る旧妓楼

西鶴賀町の長野中央病院斜向かいにある傷みの激しい妓楼。その先の街灯を見て驚いた。何と鶴が電球をくわえた格好になっているのだ。

旧妓楼(左)と洒落た街灯(右)

「元遊里らしく凝った作りだな」としきりに感心し、疲れが吹き飛んだ。駅に向かう私をタクシーが猛スピードで追い抜いて行った。運転手の畜生面を見て苦笑した。帽子を被ったおっさんが堅気でないことを悟ったからである。

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