市無形民俗文化財である忠海祇園祭みこし行事(昭和48年5月16日指定)について少し触れておこう。『安芸の小京都たけはら / 太田雅慶(昭和62年2月10日初版発行)』の解説が分かりやすいので一部引用させてもらう。
祇園社の祭りに行われ、その年20歳になる男子が輿守(こつ)さんとして先輩の祭領(さいりょう)や相談役の指導のもとに、、七日祇園、祇園祭と行事を進める。当日は鉢巻き、ハッピ、白足袋のいでたちで、ハッピの背に大小さまざまの猿のぬいぐるみをつけ、それを取った人は1年間、無病息災という。…
太田氏が祇園社と記述したのは忠海八幡神社の境内社・八坂神社のことで祭神は須佐之男命である。祇園祭で披露されるみこしの乱舞(みこし回し)は須佐之男命に退治されるヤマタノオロチの動きを表現したものと思われるが、凱旋の悦びとする見方もある(境内の説明版)。今年の祇園祭は7月11日に行われた。
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祇園社の祭りに行われ、その年20歳になる男子が輿守(こつ)さんとして先輩の祭領(さいりょう)や相談役の指導のもとに、、七日祇園、祇園祭と行事を進める。当日は鉢巻き、ハッピ、白足袋のいでたちで、ハッピの背に大小さまざまの猿のぬいぐるみをつけ、それを取った人は1年間、無病息災という。…
太田氏が祇園社と記述したのは忠海八幡神社の境内社・八坂神社のことで祭神は須佐之男命である。祇園祭で披露されるみこしの乱舞(みこし回し)は須佐之男命に退治されるヤマタノオロチの動きを表現したものと思われるが、凱旋の悦びとする見方もある(境内の説明版)。今年の祇園祭は7月11日に行われた。
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