無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

キャベツの鉢上げ(ポットへの移植)

2009-04-13 13:18:08 | 自然菜園の技術 基本
本日、
晴天が続きます。
ようやく東京に遅れて、山桜が咲きはじめいよいよ日本みつばちの分蜂も始めるはずです。

そんなルンルンの気分も、
温床内に、ネズミが出ていたのですが、今日損害が出たことで、かなり気持ちが落ち込みました。
辛くないトウガラシ類(万願寺トウガラシ・伏見甘とう)の苗がほぼネズミによって壊滅状態です。葉っぱだけ食べられてない状況です。

踏み込み温床は、温度も上がり、育苗には最適ですが、
ネズミの育児の温床としても最適で、来年からは簡易踏み込み温床に戻す予定です。

温床の外に置いてあるキャベツ苗は、被害にも合わず順調です。
双葉の先に、本葉が2枚程度出てきました。

そこで、今日はゆうこさんがキャベツ苗の鉢上げ(ポットへの移植)を行いました。

はじめから大きめのポットで種を蒔けば、定植まで間引きながら育苗できるのですが、
①ポットが小さかったのと、
②種が少なかったのと、古かったので思ったよりも発芽してなかったので、
今回は鉢上げすることにしました。

「鉢上げ」とは、育苗用語で、一つ大きめのポットに移植することです。

育苗は、土をポットやトレイなど限られたスペースに入れ、ある一定期間育てるので、土の容量によって育苗期間が決まります。

つまり、土の量で、何日間苗を育てることができるか決まってしまうからです。
そこで、苗が大きくなり、より育苗期間を延ばしたいときは、大きめのポットに新しい土を入れて、「鉢上げ」します。


ちなみに、鉢上げする場合は、根が切れたり痛みを伴うので、
①鉢上げ30分前に、たっぷり水を吸わせておくこと、
②鉢上げ後は、葉に水を当てないように、根元にだけたっぷり水を与えます。
③また鉢上げ後、2日間は光を黒い寒冷紗などで遮光してあげると無難です。


●お知らせ●
農文協さんの『現代農業』5月号に掲載れたことは、
以前ご紹介しました。
友人が教えてくれたのですが、私の書いたページが
http://www.ruralnet.or.jp/gn/200905/200905_f.htmから全文見ることができます。
お手元に『現代農業』がない方は必見です。

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いよいよ今月から始まる、NHK文化カルチャーセンターの自然栽培講座。
お蔭さまで好評で、席が埋まってきました。まだお席が各講座少し残っています。
興味がございましたら、ご予約くださいね。

松本iCITY教室(NHK文化カルチャーセンター)で、
今年1年講師をやらせていただけるようになりました。
家庭菜園をはじめたい人、無農薬栽培を学びたい人、
ご参加をお待ちしております。

『無農薬栽培 プランターで野菜作り』4/25(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491211.html

『美味しく簡単に無農薬・家庭菜園の法則』4/22~6/10
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

『無農薬栽培 コンパニオンプランツ』5/23(土)13:30~15:30
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491230.html



コメント (4)
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