無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然農で種を蒔く(草の中に種を蒔く)

2009-04-21 18:07:58 | 自然菜園の技術 基本
本日のち

昨日は旧暦の「穀雨」。
穀物のための雨が降ってくれた。
七十二候でいうと「葭始めて生づ (あし はじめてしょうづ)」
水辺の葦が生長を始める頃だ。

僕は「穀雨」が大好きだ。
穀雨に合わせて、それまでに、人参・春大根をまず蒔き、蕪・二十日大根を蒔いている。

菜の花咲いたら、ジャガイモを植えて。
桜が満開になったら、人参・大根・そして葉もの野菜を蒔く。
いつものしきたりだ。


特に発芽を揃えたいニンジンは、
①雨が降った後湿った土に種を蒔き、
②しっかり鎮圧して、
③もみ殻を蒔いて乾燥防止し発芽を促進する。


春の穀雨で春野菜は、すくすく芽吹く。

自然農で種を蒔く場合、種を蒔くまでは草も去年の枯れたナスの木もそのままだ。
種を蒔く段になって、はじめて草を刈り、種を蒔き、草を戻す。

ハコベやオオイヌフグリ、ヒメオドリコソウが一面に満開の畑に、種を蒔いた。


①まず、のこぎり鎌で草の根を残し刈る。


②草の種がこぼれた表土を表側に押しやる。
③根を切ってから、整地した表面に種を蒔く溝をつける。
④二十日大根の種を3cm間隔に1粒ずつ蒔く。


⑤種のこぼれていない土を種の厚さの2~3倍ほどかける。
⑥手や鍬の背で平らにしっかり鎮圧する。
⑦最初に刈った草を、パラパラと戻す。

この写真は、先週末に行った自然農のワークショップでの模様。
自分一人で、野良仕事しているとなかなか撮れないのが仕事中の写真。

明日は、カルチャーセンターでの講座「家庭菜園の法則」初日。
緊張する。自然栽培の魅力が伝わればと思います。

約50㎡の個人指導区がつく、『Azumino 自給農スクール』http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/df69e6ce8614329206b3e9f1b829f837
生徒募集中。5月24日(日)開校します。

●お知らせ●
それに先立ち、自然栽培(自然農・自然農法)
公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』を今度
長野県安曇野市三郷温にある環境改善センターで行います。

合わせて「Azumino 自給農スクール」の説明会も行います。

◆公開講座『無農薬栽培の基本を学び、活かす方法』◆(無料)
日時5月9日(土)13:30~16:00(13:00開場)
内容:無農薬栽培の基本講座13:30~15:00
   質疑応答15:00~16:00
日ごろ感じている無農薬栽培の疑問など、ご質問ください。
参加費:無料
場所:三郷農村環境改善センター2階営農部会室(松本ICから車で30分)
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/8961ecc55e5dd33b4a8ddad9478eafb1/
予約不要
主催:自給自足Life 0263-77-1009
講師:竹内孝功(自給自足Life代表)無農薬自給菜園研究家



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