無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ピーマン・ナスの鉢上げ始まる。

2009-04-14 19:08:01 | コメントの公開
本日
しばらく雨が降っていなかったので、今日は嬉しいです。

いつもなら「晴耕雨読」なので、雨の日は野良仕事はしません。
雨の日に、農耕をしてもメリットよりデメリットが多いからです。
雨の日は、土の構造が壊れやすく、田畑に入るのは、失礼な気がします。


雨の日は、野菜たちにとって温泉につかるようなもの。
静かにゆっくり、雨水を全身で受け、のびのびさせてあげたいものです。

今日は、一日中ハウスの中で、ピーマン・ナスのポットへの移植(鉢上げ)をしていました。

その関連のいい質問があったので、掲載させていただきました!

写真は、畑の土がたっぷり入っているので、草が生えています。
小さいうちから草と共生させることで、自然栽培向きに育ってくれます。


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(質問)
3月からナス・ピーマンの育苗に初挑戦しています。45mm連結ポットに播種し、播種後20日で本葉が重なってきたので、3号ポットに鉢上げしました。それから10日後にナス苗はポット底穴から白根が出てきたので、5号ポットを購入してきて鉢上げしました。ナスなど2ヶ月強育苗するので最初から5号ポットに鉢上げすべきだったと思っています。

>土の容量によって育苗期間が決まります
 ポットサイズと育苗期間の目安があれば教えて頂けませんでしょうか。


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●(お応え)
いい質問ありがとうございます。
僕も最初のうちは、わからずかなり根をとぐろ巻いてしまったこともあります。これを老化現象の一つです。

野菜によって違いますが、
ナス・ピーマンについていえば、鉢上げしてから、
ポット9cm(15日前後)12cm(30日前後)位を目安にしています。


(質問者の)ブログ拝見しました。いいブログですね。
見た目若干、ナスの苗が軟弱化(日照不足?)なので、天気の良い暖かい日中に、
陽だまりなどで外気を当てて苗を絞めるといいと思いました。

(補足)
理想の苗。ガッチリと太く葉が厚く、節間が詰まっているもの。
それは、うちは無農薬自然栽培なので、耕さず・無肥料栽培向きの苗にしたい
ので、

育苗の土に、市販の苗土を使う場合、畑の土と自家製クン炭などを最低3割は入れます。

水は控えめにして管理します。

そして、天気の良い日は、日中外気に当てゆるんだ苗を絞めてあげます。

育苗期間は、一般よりも遅めでゆっくり根を育て、苗自体をあまり大きくせず、若い苗を畑に植えるようにしています。

スイートパプリカの自然苗(通常本葉が1・2枚出たら鉢上げするのだが、同じトレーの「伏見甘とう(ししとう)」がネズミで全滅したために、鉢上げが早まった)

葉だけ食べられてしまった。「伏見甘とう(ししとう)」


●お知らせ●
自給自足のための無農薬自然栽培教室
『AZUMINO自給農スクール』が今年5月から開園します。〈準備中〉
詳しくは、4月17日に同ブログにて詳細を発表します。お楽しみに~

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いよいよ今月から始まる、NHK文化カルチャーセンターの自然栽培講座。
お蔭さまで好評で、席が埋まってきました。まだお席が各講座少し残っています。
興味がございましたら、ご予約くださいね。

松本iCITY教室(NHK文化カルチャーセンター)で、
今年1年講師をやらせていただけるようになりました。
家庭菜園をはじめたい人、無農薬栽培を学びたい人、
ご参加をお待ちしております。

『無農薬栽培 プランターで野菜作り』4/25(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491211.html

『美味しく簡単に無農薬・家庭菜園の法則』4/22~6/10
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

『無農薬栽培 コンパニオンプランツ』5/23(土)13:30~15:30
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491230.html



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