無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

キッチンガーデンを始めよう!(シソプランター)

2009-04-20 08:38:27 | コメントの公開
本日
友人からの質問です。
シソやエゴマ〈写真〉など香味野菜は、家の近くに生えているととても役立ちます。
豆腐のツマに、納豆の薬味に大活躍です。
栽培方法は簡単なので、ぜひやってみてください。

質問
> 追伸:家でシソの葉を育ててみたいなぁ・・・と思うのですが、
> 鉢植えでもできるのかな?
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応答
いつも応援してくれてありがとうございます。

『Asumino自給農スクール』http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/df69e6ce8614329206b3e9f1b829f837
に興味ありそうな友人・知人がいたら紹介してくださいね。
友人の農家民宿「安曇野地球宿」が近くにあるので3000円~で宿泊可能です。

【シソの鉢植え】は簡単にできますよ。

①プランターに市販の「野菜の土」を入れ、(土を一握り残しておきます)
②ジョウロで水をたっぷりかけ、下から水が出るまでかけます。
③そのあとに、シソの種をパラパラ蒔き、
残しておいた土で種が隠れる位(5mm)ほど土をかけて、(シソの種は好光性です)
④しっかり押さえると下の水でしみてきます。
⑤新聞紙で土を覆い、3日間後にはがします。土が乾かないようにします。
⑥一週間以内に発芽しなかったら、蒔き直しましょう。
⑦シソの背丈が、20cm位になったら、一番上の新芽の葉っぱを取ってしまいます。
⑧そうすることで、わき芽がどんどん出てきて収穫する葉が多くなります。

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陸稲とクローバーについての質問

2009-04-20 00:07:57 | コメントの公開
今日は友人から興味深い「陸稲」の質問を受けました。
僕も以前は陸稲を育てていたので、知っている限りでお応えします。

陸稲とは、水のいらない畑で育てる稲のことです。

昔から米菓などどこでも作っていたし、東京都の青梅など水が引けない(田んぼのない)地域では、陸稲は主食でした。

効率重視の売れるための畑のため、陸稲が消えてしまいました。

以前は、長芋・ゴボウの後作として最適で、
連作障害、地力の低下などを防いでくれていました。

そんな愛らしい陸稲についての質問です。


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質問
「こちらは陸稲を蒔いたのですが、その間にクローバーを蒔こうと思っています。

でもクローバーは草押さえになるため、タイミングが合わないと陸稲も押さえられてしまうと思うのです。

竹内さんならどのタイミングでクローバーを蒔きますか?
教えてください。宜しくお願いします。 」


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応答

●陸稲は、夏なので、夏草に負けないことが肝要です。

●暖地では、クローバー(冬草)なので、
暑さでクローバー自体が抑えられるので、秋蒔きでも・春蒔きでもかまわないと思います。

初年度は赤クロバーを条間に秋口に蒔いて、冬のうちに根を張らしておき、
冬草を抑えるのが無難でしょう。

春に蒔くと、秋までクローバーが大きくなれず、草抑えにならないので、
えん麦と赤クローバーを混ぜて播き、えん麦の種を落とさないように若刈りするのがお奨めです。

田んぼの場合は、白クロバーでも、水を入れて枯れせば、
白クローバーが草抑えになります。

●寒冷地の場合、白クローバーだと陸稲さえ抑えかねないので、
田んぼの場合条間に、夏に枯れるレンゲを秋口に蒔いて置くのもてです。

寒冷地で、赤クローバーは涼しいので春蒔きでも生長がよく、
条間に蒔くといいと思います。

●それ以外に、陸稲と麦の間作。陸稲とまくわ瓜の混植などが、伝統的である。

また、陸稲の移植法もいい。つまり畑に田植えするやり方。

ある程度大きくした陸稲の苗を4~5本植えにする。

【陸稲の移植法の利点】
①早めに苗を作ることで、草との競争にも勝てる。
②耐乾性がつく。5月上旬に、苗を早植えすることで、根の張りがよくなる。
③他の野菜を育て終わった後、すぐに苗を植えることで、草よりも早く育つ。


興味深い質問ありがとうございました。
コメント (14)
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