無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

鶏における「肉食」と「草食」

2009-04-04 23:57:24 | 自然自給養鶏
本日のち

最近、鶏を観察していて面白い習性を発見した。

毎日、車で畑に行くのだが、
車の音で餌をもらいに、鶏が駆け出してくる。

そこで、「ギシギシ」という草を鍬やスコップであげると、
まず根っこに付いた虫を捕食してから、
みんなで仲良くギシギシを食む。

ところが、コンポポストに飼っているミミズをあげるとたんに、
仲良しだった鶏たちが、個々にミミズに夢中になりだし、
目の色変えて、ミミズを奪い取る競争になった。
しまいには、他を排除して自分の陣地を守り、
ミミズを独占しようとするものまで現れる有様。

その一瞬思ったのは、
世界の宗教の中で、肉食を暴力だとし、菜食をしているのがわかった気がした。

肉を食べることが単に、動物的で、①他殺を伴うから暴力だというだけではなく、
肉食は、どうしても②競争③エゴ④独占がでる要素があるらしい。


地球上に限りある資源を大勢の動物で分け合うには、
肉よりも、野菜・穀類の方が向いているのだろうと思った。

自分の生活の中に、ちょっとでもその想いを活かしていきたいと思う。


コメント (3)
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