THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ニャ~。

2009-05-16 20:09:10 | チョイ毒エッセイのようなもの

俺はネコが好きだ。
これはオフクロ譲り。犬も好きなのだが、やはりネコの魅力には敵わない。
賢そうな顔つきで、目をクリクリさせてみたり、眠そうな表情をしたり。突然足元に摺り寄ってきたかと思うと、抱き上げた手からスルリと抜け出て姿を眩ませてみたり。
 
以前にも書いたことがあるが、たまたま会社に来た野良猫にエサをやったところ、それがネコの間で口コミで広がってしまったのだろう(笑)。ピーク時には10匹近いネコが出入りしてしまう事態を引き起こした。
以来、工場の中で子猫を産む事5回。エサを10kgくらい買ってきても1週間も持たなかったりする。
さすがのネコ好きにも限界って物がある。
「一体何をやっているのだろう」「いや、彼らにご飯をやるのは俺の責任だ」と自問自答する日々。
そして、悩みに悩んだ挙句、最終的にはネコにエサをやるのをキッパリと止める事にしたのだ。
 
遊びに来るネコは段々減り、それから1年以上経った今ではほとんど来る事はなくなった。
 
ところが先日の事。
仕事中にふと後ろを振り向くと、古株のネコが口に子猫を咥えて、工場の中に引越し中。
なんと他所で産んだと思われる4匹の子猫を連れてきやがった。

Img_3649

我社の工場は鉄骨組みのスレート葺きなので隙間が多く、子猫はちょっとした事で隙間に落ち込んでしまう。
過去に何回救出作業をした事か。
 
時々子猫をチェックしに行く俺。
4匹は突然3匹になった。
明くる日2匹になった。
そして今は何故か1匹しかいない。
 
その内の1匹はH鋼の隙間から落下して死んでいるのを発見。
親猫に悪態を突きながら埋めてやった。
 
そうかと思ったら、親猫が帰って来ない。
くっそ~、何やってんだ・・・と思いながらミルクを買ってきた。
体温程度まで暖めて、綿棒とスポイトで飲ませる。

Img_3650

 
早く出てってくれ~・・・。

Img_3651

情が移っちまう。

コメント
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