我らが田中麗震愚にはチーム専用の掲示板というのがあって、普段はココが会話の場所となっている。
T中代表はさすがに世界を股に架ける男なので忙しく、ほとんど書き込みが無いのが寂しいところ。
我々は坂内バイクランドをホームとしているため、坂内で行われるイベントは当然の如く話題に上るのであるよ。
6月7日の第49回坂内4Hエンデューロには当初からN川君とmoritech氏が参戦表明しており、俺とME06氏は次週のJNCCとどっちにするかという会話。
ME06氏はJNCCをチョイス。
俺は両方出るつもりで先に坂内にエントリーしたのだが、諸事情によってJNCCはエントリーできず・・・。
掲示板では人をはぐらかして楽しむために(笑)、坂内にもエントリーしなかったような脚色で書き込みをしておいたのであった(爆)。
坂内はパンクの殿堂。先にエントリーした2人があまりに「スーパーヘビーチューブ」と騒ぐ物だから(笑)、俺もつられて買ってきてしまった。
重たくなるだけであまり意味はないような気もしてしまうが・・・。
タイヤの巾が広いせいか、バルブを通すのが面倒臭い。使い古しの虫を利用して、バルブ通しを製作してみた。
同様の物が市販されてたと思うけど、買うまでも無いっつー事で。
タンクのデカールは、結構調子が良かったものの、やはりブチブチになってしまった。
今回また作り替えてやった。
所用があって、前日のかなり早い時間に現場入り。今回は娘たちが別の用事があるので、単身乗り込みとなった。
2時ごろ現地着。こんなに早く来たのは初めて。だけど、意外と誰も来てないのね。常連の家族が1グループ、「定位置」に構えているだけ。
マシンの最終確認をしてから、道の駅藤橋の湯へ。ちょうどそこへでんでん丸さんが登場。今回はお兄さんとペアでエントリーとの事。
そして、風呂から上がる時、俺は信じられない光景を見た!!
家に置いてきた筈の正吉君(ウチの長男・もうすぐ2歳)が風呂に入っている!!!!
目をパチクリさせて確認すると、単なるそっくりさんである事が判明。
あまりに似ていたので、思わずお父さんに話し掛けてしまった(笑)。
正吉君が来ていれば、並んで写真を撮らせてもらいたかった。
近付いてよく見ると、正吉君というより、長女の小さい頃に似ている。
正吉君と長女の小さい頃の写真は、俺が見ても一瞬判別が困難なほどに似ているのだ。
そっくりさんにも、もちろん「ゴルゴ皺」があった事は語るべくも無いが、写真も無いのにこんな事を書かれても、ブログを読んでくださっている皆様には全く意味の無い情報である事は明白である。
バイクランドに戻って一人BBQを始めるも、一人だとあんまり飲めないね。
結局8時ごろには寝てしまった。
朝、掲示板での俺のチャランポランな書き込みに騙された、迷える子羊たちがやってきた(スミマセン)。ゼッケンを貼ったYZを見て、苦笑いをしている。
「T中代表が走るので、俺は専属メカをやる」という書き込みをそのまま信じた方々、いい人達だよ、ホントに。※スミマセン
知らない人から声を掛けられたり、俺のYZを見ながら話をしている人達がいたり。みんな結構このブログ見てんのね(笑)。
まあ、ローカル・エンデューロでフルデカールのマシンも珍しいので、置いておくだけで目立ってしまうのも事実。
今回、XR系チームとして名高い(?)田中麗震愚は、青のみ。
それと、駐車場の片隅に蠢く不穏な陰を確認!!
なーにやってんスか、JAYBIRDさん。
どうやら土曜日にUSJでフェイスペイントを施してもらい、そのまま坂内に来たらしい(笑)。どーりで前日入りしてない訳だ(笑)。
ちょっとオカシイですよ、何となく。たぶん。
そんなJAYBIRDさんが走る1時間のクラスが始まった。
ゼッケン順に5台ずつのスタートとなるので、27番のJAYBIRDさんは不利。
転倒やエンストをしたようで、結局ゼッケンの若い人が逃げ切り優勝。
あと30分くらいあれば勝てたかもしれないというくらいに追い上げたのに、残念! 次回はもう少し早くエントリーして下さい(笑)。
さてさて、今度は俺が走る番だ。
※以下、走行中の写真はME06氏by俺のカメラ
エンジンの異音は消えているし、再始動性も悪くは無いようだ。
軽く流して身体を暖める程度に、練習走行を2周。
しかしピットに戻ると、何とまたエンジンから異音が発生している。何だコレ。
カムチェーンテンショナーを左に回してやると一旦は治まるようにも感じるので、テンショナーが犯人か?
冷えている時は問題ないので、何か別の原因だろうか?
マジでどうでも良くなってきたぞ。
タイムスケジュール通りにスタートフラッグが振られた。
何と言う事だ、俺はいきなり横を向いてしまって、スタート大失敗。揉みくちゃ状態で走り出す。
過去の坂内4Hではトップグループで1コーナーに入る事が多いところ、今回はスタートの悪さを痛感する事になってしまった。
なかなか前に出て行けないので、集団がバラけるまでに3周くらいも掛かってしまった。
もっと速ければそこからペースを上げて追い上げも出来るのかもしれないが、何とも・・・。
280馬邪はかなり排気音が煩いので、前車に追いつくと比較的簡単にラインを譲ってもらえる。
しかしYZは、追いついた事に気付いてもらえないようなのだ。少々タイトな隙間に突っ込んで抜く瞬間に、コッチに寄ってきたライダーが数人。2回ほどハンドルを「ゴリッ」と引っ掛けてしまった・・・。スミマセンでした。
それと、YZは280馬邪に比べてコーナーでのラインの自由度がかなり低い。俺のテクニックでは逆バンク気味のトコロでインに付きにくい。全体にアウト側に膨らんでしまう。
数周走ったら腕が上がってしまったので、ちょっと落ち着いて走ってみる。結構YZにも乗りなれてきたつもりなのだが、やはり直線の加速以外で他車を抜きにくい。
そして、一旦抜いたライダーを振り切るのに時間が掛かったり、追いかけっこになってしまったり。たぶん280馬邪の時よりも、スロットルを開けている時間が短いんだろうな。
それでもそれなりには走れているつもりなのだが、テンションが上がってこず、様子見をしてしまう場面が多くなってしまった。
まあYZではマトモに練習できてないので、俺ではこんな物かな。4時間走りきれば多少はレベルアップするだろう。
サスの限界はかなり高い様で、280馬邪だったら絶対にコケてるな、と思う場面で、何度も立て直しが出来たのは感動モノ。
ただし、フロントがかなり振られる場面がある。コレは前から分かっていた事なのだが、本当はもっとダンピングを効かせたいところ、まだスプリングが硬く感じるので、ダンピングを弱めにして誤魔化してあったのだ。
ちなみに問題のフロント・サスペンションは、手に入れた当初の状態とは既に雲泥の差で、とりあえず普通に乗れる状態にはなっている。
#147はN皮君。
パワーを活かして荒れたラインに突っ込んで前車をパスしていくが、何となくリヤタイヤに違和感が・・・。
パンクかァ?・・・と思い、停止して確認したかった・・・のだが、後ろからさっきパスしたばかりのマシンが来ているので周回を続ける。
しばらくすると前方に5台くらいのマシンがダンゴになってしまった。抜くにも抜けない。280馬邪なら行けてると思うのだが・・・。
ちょうどME06氏から給油のサインが出ていたのでピットイン。大事を取って1時間40分くらいでサインを出してくれるように頼んだのだ。
クイックチャージャーで給油しようとしたところ、マーシャルのKさんが駆け寄ってきた。
「○○さん(俺の事ね)、パンクしてるよ!」
「なぁにーぃ! やっぱりか!」
ギャラリーが珍しそうにクイックチャージャーを使うのを見守っている中、チャージャーのバルブを解放したME06氏もパンクに気を取られ、ジャバーッとガソリンをこぼしてしまった(笑)。
やれやれ、スーパーヘビーチューブを過信してしまったか。
タイヤのハイト剛性が高いためか、ボチボチ走れてしまったな。
修理が面倒なので、リタイヤですワ。
どうやらmoritech氏がトップを走っている模様。常勝のA氏にかなりの差をつけているようだ。
集計のシケインで知人たちに手を振り、リタイヤした事をアピール。
A氏は「アレリャァアッ?」とかなり大袈裟な反応で、笑えた。
悔しいので、変な写真ばかりアップしときます。
撮影:ME06氏by俺のカメラ
結局最後までmoritech氏が抑えて優勝。
クッソ~・・・。
彼女、ジーパンの膝が破れてるぞ、縫えよ(爆)。
N皮君もマジメに走り続けて、無事完走。
走行を終了して、相当ヘバっていたのが笑えた。
そんなN皮君の、哀愁漂うレンタカートランポの後姿。
俺は、全然疲れてねェ。
敗因は、まさかコレか(笑)。