いい加減な物なので手順を紹介するまでもないでしょう。
自転車用SSTで有名なホーザンからリリースされているものは、目視で治具に合わせていく仕掛け。※ホーザンは、実は自転車用SST専門メーカーではなく、普通の道工具も扱っている。俺も仕事で使ってるよ! ホーザンTOPはコッチ
今回製作する物は、とりあえずダイヤルゲージのみで測る事を想定。
ホントはホーザン製の物と同じ機能+ダイヤルゲージにしたかったが、少々慌てていたので手を抜いたのだ。
直径60cm近いオフロードバイクのフロントリムにも使えるように、また幅広なリヤハブもセットできるようにサイズ設定。材料は仕事で使った鋼材の余り。ホイールを固定できればOKなので、いい加減なモンだ。
自慢ではないが、俺は今まで20本以上スポークホイールを組んでいる。
コレまではバイクのフロントフォークやスイングアームを振れ取り台代わりにしてやってきた。これでも作業には全く支障は無い。
しかし残念ながらこの方法の欠点は、ホイールの振れ取りにバイクが必要になるというところだ。
振れ取り台があれば、自宅のキッチンやロフト、果ては友人・知人・愛人宅でも作業可能というメリットがある。
俺は自宅のキッチンにて作業した。愛人宅ではナイよ。
子供たちはもちろん、茶々も興味津々。
次女曰く、「そんな事は男だったら誰でもできる」だそうだ。
すんません、俺もまだまだですな。
慣れてしまうと、組み始めから振れ取り完了までホイール1本あたり1時間から1時間半くらい。新品ホイール+新品リムの組み合わせであれば非常に楽だ。
今回は振れを0.3mm程度まで調整した。所詮は俺のテクニックだと、それ以下になるまで詰めるのは難しい。