めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

春・ネギを食べよう♪

2008-02-27 | 二十四節気
今日も寒い朝となりました

とは言え、天気予報によればあと何日かでこの寒さともオサラバできるはず。

早く春らしくなってほしい~


春の食事で気をつけることの一つに、「肝を養う食物を沢山食べるべし」があります。どんな食材かと言うと平性(寒熱の偏りが無い)で甘味の食材。

ちょっと理解しにくいかもしれませんが具体的に挙げると、米、麦、大豆、胡麻、山芋、大根、牛乳等です。

そして同時に「野菜を沢山食べる」事も大事です。冬の間はビタミン不足になりやすいので春の野菜で補う必要があります。

特にこの時期オススメの野菜は韮・ほうれん草・セロリ・葱


葱と言えば、昨日パルシステムの宅配で届いたエコ・ねぎがある

これは“エコチャレンジ”と言って、~出荷予定産地、生産者の全てがパルシステムの定めた優先排除・問題農薬を排除しなおかつ、除草剤や土壌薫煙剤を排除した農産物、または殺虫剤、殺菌剤の使用総量を削減した農産物、品目によっては時期や産地により化学合成農薬不使用栽培まで達成できている物も含む~

  詳しくはこちら→生協の宅配パルシステム

と言う農法で栽培された葱です。有機農産物の基準にまで達してなくても一般に出回っているモノに比べて安心度が高いのです。

何より味が違う! 野菜そのものの味が濃いそして丈夫  新鮮なうちに食べるのがベストですが日持ちがいいような気がします。

この冬は毎回注文して食べていたのですが、煮豚に脇役として添えても「葱が美味しい」と言われ、すき焼きに入れても「葱が美味い!」と大黒柱サマも大絶賛の、主役の肉を押しのける美味しさ



中医学では“葱は丸ごと全部薬になる”と考えます。葉は五臓の潤滑油となり浮腫みを除き、白い部分は陽気を通し発汗させ解毒させます。汁は血の巡りを良くし止痛解毒作用があり、根は便血や痔に良い。

根っこも捨てれませんね


鍋物やスープ、お味噌汁をはじめ炒め物、煮物等何に入れても美味しく、また薬味としても大活躍の葱。

もう少ししたら小さい葱が出てくるのかな?“葱のぬた”って季節の食べ物ですよね?私大好き 

待ち遠しいです
コメント
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