めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

脳卒中の予防&後に

2008-04-09 | 薬膳&食療(その他)
日本で死亡原因のベスト3の中に必ず入っている脳卒中。

先日、私の知人T氏も脳卒中で入院されました。

幸い命に関わる大事には至らなかったのですが、後遺症が残ってしまうとの事。

運動機能に問題がないだけでもヨカッタのかな~?


そんなわけで後遺症によいとされる薬膳を探してみました。



《クコと菊花のお茶》 クコ30g 菊花10g

作り方:熱湯を注いで飲み頃の温度になるまで蒸らす。

効果:滋陰補腎、疏風清肝→腎の陰を補い気の流れをよくし肝の熱を冷ます



まあ簡単

飲み終えた後のクコはそのままムシャムシャ食べても

私は苦手な味ですけど

別にいれた緑茶と合わせると飲みやすくなるかも。緑茶も熱を冷ます作用があるので



後遺症によいですけど、もちろん予防にもなります。脳卒中の大きな原因の一つである高血圧にもよいです。

T氏も高血圧だそうです。


好みにウルサイ方なので、これは「まずい!」の一言ではねのけられるかもしれませんが一応勧めてみようと思っています




中医学では、突然起こる症状や、動きを伴う(痙攣、倒れる等)症状は「風」の仕業だと考えます。「風」は“肝”“春”と関係が深いので、肝の気が盛んになりやすいこの季節は要注意なのです。

高血圧で普段から眩暈が頭痛があったり、目が充血して怒りっぽかったりする人には特にオススメのお茶です。

しぶ~い緑茶と合わせると気付かないと思うので、“飲ませたい人”がいる人は、コッソリ飲ませちゃうといいかも

ただし、ばれて怒られても責任をもてませんので・・・・








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする