めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

大きな骨のスープ

2011-12-11 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
先日鶏ガラを探していた時に、懐かしいものに出会いました。

日本では初めてお目にかかります。


大本命の「龍骨(脊椎)」ではないですが、留学中に同居人のヨッシーがスープを作っているのを見て以来冬に何度か自分でも買いスープを作りました。冬と言えば「骨のスープ」です。

思わず「大骨!」と叫びそうになりました。

豚の大腿骨です。日本では「ゲンコツ」って言うのかな?

たぶん「大骨」だったと思うのですが…(だんだん自信が無くなってきた)



留学中は圧力鍋を買っていなかったので、大きな鍋でぐつぐつと何時間も煮ていましたが、今は圧力鍋があるのでかなり時間の短縮になります。

じーっくり煮たら骨の中の髄をちゅうぅぅぅっと吸う事が出来るのです♪

これ大好きなんです!



わーい♪

と買って帰った後、たまたまパラパラっと本をめくったら「骨折の食療」の欄に「脂っこいものはひかえる事。ばら肉や大骨のスープや、、、、」と書いてあります。


うっそー!


と一瞬焦りましたが、「脂っこい」が無ければいいのでは?


と言う事で脂を丁寧に丁寧に、しつこいくらい丁寧に取り除き食べる事にしました。



はじめは生姜だけで煮たのですが、臭みが強いので葱の青い部分(冷凍保存)も少し加えました。

それでもまだ気になったので、ベランダからローリエを取ってきて入れ、トマトジュースに玉葱、人参を加えてぐつぐつ…


帰宅した大黒柱さんが「なに?すごくいいにおいがする!今日の晩御飯何? カレー?」と言う様な出来になりました。  

注意:最後の「カレー?」は玉葱+人参+ローリエ からだと思います。




そう言えば調味料は何も入れませんでした。

いつも思うのですが、骨からじーっくり煮込んだ濃いスープには調味料が必要ありません。

「後で味見をして何か足そう」と作り始め、そのまま忘れて食べてしまう事が多いです。



残ったスープは冷蔵庫に入れ忘れそのままキッチンに放置されていましたが、翌朝見たらコラーゲンが濃いからか?固まっていました。

冬とは言え室内の温度で固まるなんてすごい!






ところで、肋軟骨損傷のその後ですが、

横になるのも辛く、くしゃみをしたら瀕死の状態。咳なんて咳を分散させる為に呻くので「危ない病気なんじゃない?」と言われる程。

かなり辛いです。


一日も早く普通の生活が出来るようになって欲しいー!


でも、、、


咳(むせたりして意外と出る)やくしゃみをすればするほど酷くなっていってるような気が…







コメント
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