この時期にお目にかかれる貴重な食材。
芋好きな人は多分好みな百合根は、生薬としても使われます。
陰を補い、心を落ち着かせる効果があるので婦人科でもチラホラ処方されていました。
心がザワザワして眠りにつけない。
そんな時にピッタリです。
心穏やかに過ごしたいのに、今年は叶わないことが多かったなあ…な私にはありがたい食材なので、今年は一人でコソコソと食べています。
もう、煎じ薬を飲んでいるような気分で、毎日2〜3枚ずつ剥がして朝のお粥に入れて食べています。
一週間ほどで食べ終える予定。
煎じ薬を処方されると、1パックを3回煎じます。一番出汁から三番出汁までとる感じ。
そして、3回煎じた液を合わせて濃さを均等にしてから三等分して、朝夜と翌朝に飲みます。
だいたい一回の診察で5パック処方してもらえます。
病状が急な場合は3パック。
再診で、かつ通院が困難、かつ病状が比較的安定している場合は7パック出してもらえる事もあります。
そう、体調は常に変化していて、しかも漢方薬でも飲めば体に何かしらの変化があります。
その為に飲んでいるのですから。
だから同じ薬をずっとずっと飲み続けるなんて、「え?大丈夫?」となるわけです。
漢方薬は副作用がないから大丈夫。
たまに耳にするこのコトバ。
いえいえ、そりゃあ西洋役の副作用に比べたら力は小さいでしょうけど、無いわけでは無いですよ。
食材だって同じです。
体に良いからと言って、同じ物を摂取し続けると、バランスを崩してしまいます。
コレだけ!
で済むものがあればラクでいいですけどね。
人間はココロもカラダも複雑ですから。
単純にはいかなさそうです。
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