めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

水で潤いたい人は

2022-06-11 | 薬膳&食療(その他)

気温が上がってくると、それに応じて必要になるのが水分補給。

私は既に何度か1番大きい水筒を使っています。

保温機能がないので温かい飲み物は携帯できませんが、これが必要なのは常温でもじゅうぶんな気温なので問題なし。

 

汗をかいて適宜水分補給ができないと、体調を崩してしまうので注意が必要です。

一度崩すと、その後水分が補給されたからと言って体調の不良まで治るとは限りませんからね。

 

そして大事なのが水分の補給の仕方。

ここで氷入りの冷たい水をがぶがぶ飲んでたりしたら、よほど丈夫でない限り体はダメージを受けます。

ダメージを受けると、水分代謝が正常に行われないだけでなく、食物の消化吸収にも支障をきたします。

そうなると、いわゆる夏バテの症状になるわけです。

 

夏は生で食べておいしい野菜も旬を迎えます。

スイカやメロンも夏ならではのお楽しみです。

 

だから、それらを楽しむ為にも、せめて飲み物だけは冷やさないでおきたい。

ナマモノ・アブラモノ・ツメタイモノ

体に負担をかけるこれらのものの中でも、特に気をつけてほしいなと思うのが冷たい飲み物です。

 

 

自分を大事にしてあげましょう。

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出せてますか?

2022-06-08 | Weblog

発酵させた生ごみを埋めて蓋をして…

数日後に開けたらカボチャの芽が!

カボチャがあればこんな感じです。

この芽を引っこ抜いて再び生ゴミに戻して終了。

 

土の奥の方にいても15センチくらいは伸びて出てきます。

すごいチカラ。

 

人間も健康でいる為には、色んな不用物を出さなければいけません。

それには気と水と血が正常に巡っていることが欠かせません。

いくら良い栄養を摂っていても、不用物をその都度出せないと栄養を有効活用できません。

いくら良い栄養を摂っても、渋滞で届けることができないと活用できません。

いくら良い栄養を摂っても、消化吸収して荷物にできないと発送すらできません。

 

1番目は、老廃物を排出できるかどうかの問題。

2番目は、気血水の巡りの問題。

3番目は、脾の消化吸収のもんだい。

 

どこが欠けてもゴールに着かないわけで。

お金と労力を費やして良い栄養を取ることが無駄にならないように、セルフケアができると良いですね。

 

出すべきものを出するかどうか?

これは本当に日々の体調への影響が大きいように感じます。

体の解毒機能が正常であるように、休む時はしっかり休んで、ストレスを上手く解消できると良いですね。

 

もう本当に、悔しくなるくらい、ストレスは様々な努力を水の泡にしてくれますから…

結果よりも過程が大事とか言いますけど、いやいや、健康に関しては結果も重要です。

人間的に成長しても、病気になったのでは困りますから。

 

さて。

今日はどうやってご機嫌でいようか。

 

とりあえず、ノルマをこなして身軽になろう。

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棗の花

2022-06-07 | Weblog

先日朝早くから自転車で出かける用事があり、自転車を走らせていました。

そう言えば、この道には棗の木があったなあと注意していたら、木の存在に気づくことができました。

そんなに頻繁に通る道でないので、どの辺だったのか?がうろ覚えで。

花らしきものが見えたので、帰りに写真を撮って帰ろう!と思い通り過ぎました。

 

そして帰りは、寄るところがあったので同じ道は通らず…

開館したばかりの図書館で本を返却してから帰宅する予定でしたが、開館まではまだ1時間以上。

もうすでにあちこち回って疲れていたのでそのまま帰宅しようかと、走り始めて暫くして写真の事を思い出しました。

すぐ近くだったのです。

呼ばれたのかな?

 

 

去年下に落ちている実を3つ拾って持ち帰り埋めてみたのですが、残念ながら芽は出ませんでした。

棗は血を養う生薬なので、女性には嬉しい食材です。

かと言って、全ての女性に良いわけでもないですし、いつでも良いとも言えません。

当然食べ過ぎれば害になります。

 

以前に比べて輸入食材も手に入りやすくなり、棗もちらほら見かけるようになりましたが、基本的に補う系の生薬は「ご馳走」であって、たくさん摂取するものではありません。

日本は「〇〇が健康に良いらしい。」とわかると、わーっと一斉にそれを目指して売り切れ続出。となることが多いので、ここでの発言にも気を使います。

と言ってもこのブログの閲覧数を考えると心配無用な気もしますが…

 

だからと言って無責任な発言はできません。

一人でも一方通行で見てくださっている方がいる限りは、細心の注意を払って書こうと心がけています。

だから窮屈だなあと思うこともありますけど。

 

ブログでなくて、少しはフォローのできる形でもう一歩踏み込んだ情報発信ができたらいいな。

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シソトギョカイ

2022-06-05 | 薬膳&食療(野菜)

ベランダ菜園なのに、こぼれダネからであろうシソの目が、あちこちから顔を出してくれる我が家。

大きくは育ちませんが、数でカバーできるかもしれません。

と言っても、私が本気で気の向くままに食べようと思ったら到底足りない量ですけどね。

大事に摘み取っていきましょう。

 

そんな貴重なシソですから、やはり何と言っても一番優先すべき組み合わせ相手は魚介類。

特にトラブルの起きやすい青魚はなるべく欠かしたくない、最優先したい相手です。

お刺身にはもちろん、塩焼きにだって美味しいし、味噌煮に合わせてもいけます。

美味しいだけでじゅうぶん!

でもありますが、シソには魚介の毒に対する解毒作用があります。

魚介の毒…

この場合の毒は、食中りやちょっとブツブツが出たりする要素のこと。

食中りやブツブツは、その要素がある閾値を超えた時に症状として現れます。

体自身にも解毒作用があって、だから体調が良くない時にだけ魚介類で蕁麻疹が出たりすることがあるのです。

 

市販のお刺身についているシソは、新鮮じゃないからと捨てている人もいるかもしれませんが、洗えば衛生上の問題はないと思います。

それでも心配だったら、洗ってからお味噌汁の仕上げに加えてみるのは如何でしょうか?

お味噌汁は鰹や煮干し等魚介類の出汁ならとーっても合います。

とは言え好みの問題なので、興味のある方はどうかな?と試してみてください。

 

 

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ご飯は優れもの

2022-06-03 | 薬膳&食療(豆/穀類)

ご飯大好きな私。

飼い猫のうちの一匹も、ご飯好きです。

私がひくくらいご飯好き。

何てったって、生のお米も喜んで食べますから…汗

おかげで、我が家の米保存にはとても苦労しています。

うっかりして米袋を爪や牙で破られてザザァーとなったことは、もう数えきれないほど。

炊いたご飯も白ごはんだけで食べます。

この子、下茹でした小松菜とかも、ほんのちょっと目を離した隙にかっさらって行ったりするので、台所に立つときは気を抜けません。

 

ご飯、美味しいですけど。

最近はちょっと落ち着いたのかな?

もともと食の多様化の影響で、米離れが進んで麺やパンを多く食べるようになり、更に糖質制限が広く浸透した影響で米の消費量が落ちているそうです。

我が家の大黒柱さんも、幼い頃からの刷り込みで、朝はパンでないと調子が悪くなるし。

同じく昼は麺で育ったようで、よく「簡単に麺でいいよ。」などと曰います。

私はこの「で」に異常にイラッとするのですが…

 

ご飯を炊く方が簡単だし。

簡単なら自分でやれば?と思うし。

簡単なことすら自分でやらずに人にやらせるのか?と思うし。

簡単かどうかを決めるのは、やる本人だと思うし。

 

とにかくモヤモヤが止まらないこの「で」と言うひと文字。

今までに散々理由を説明して使用禁止にしていますが、トンネル頭の大黒柱さんですから。

今年はどう対策をしましょうか。

台所の目立つところに、「麺の提供はできません。」と張り紙でもしておこうかな。

 

 

なんだか脱線ばかりで迷走してしまいましたが、今日の推しはご飯です。

ご飯はいいですよ。

炊飯器があれば、研いで該当の目盛りまで水を入れて、スイッチを押すだけで炊き上がります。

お鍋でだって計量して時間を測れば炊けます。

パンや麺のように塩も必要ありません。

そして、寒熱の偏りがなく、長く食べてもバランスの崩れなどの弊害が起きにくい。

おかずを食べる上でクッションのような働きをしてくれ、水を多めにしてお粥にすれば体を労ってくれる優れもの。

 

つくづく、ご飯好きでよかったと思います。

もうこれだけで健康への道から大きく逸れずにすみそうですから。

でも、私の好みはパラパラご飯。

もっちりよりもパサパサな方がいいくらい。

ええ、やっぱり少数派なのです…

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気を育てる

2022-06-02 | 薬膳&食療(野菜)

ただいまベランダで「気」を育てています。

いや、「気のモト」と言うべきか。

とにかく、「木」ではありません。「気」のほう。

あ、「木」も育ててますけど…   雄の桑の木。

で、今回「気のモト」を実らせる為に、お見合いおばさんと化して小花と雌花の様子を数日前からちぇっくしていました。

 

やたらと多い雄花達。

 

生ごみ堆肥を作っている方の間ではお馴染み、南瓜の種が次々と発芽したので、次々と引っこ抜いていたのですが、気まぐれでひとつだけ残してみました。

めでたく雌花の蕾がひとつでき、蕾の膨らみが同じ進歩具合の雄花もひとつ。

 

「あなた達、いい感じなんじゃない?」

 

と前のめりに観察していたら、昨日めでたく雄花が開花。

ヨシヨシと雌花を見たら、、、、、、

開きかけで止まってる。

そんなに養分もないでしょうけど、これからなのかな?と出かけるまでの間様子を見たけど変化なし。

 

出かける直前に、ピンセットを片手に握りしめたお見合いおばさんの出動です。

雄花の雄蕊をピンセットでちぎり取り、そっと開いた雌花の奥に届けておきました。

 

どうなるかな?

 

 

カボチャは「気」を補う野菜です。

元気のモトの気。

色も元気色でいいですね。

私は大好きです。

汗をかくと気も一緒に流れ出てしまうので、夏が苦手な私はカボチャのおかげで夏を乗り切れると信じています。

 

信じる者は救われる。

 

今年も救われたいと思います。

 

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