トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

これがしんがり…

2016-11-08 | 小父のお隣さん
 庭のジャコウアゲハは10月中旬で蛹化最終だとばかり思って、本ブログにもアップした記憶があるが11月に入っても幼虫がいた。外壁によじ登る数体が見られたので食草を見たらまだ三匹もいる。この分だとなんとか全草食べつくさずに蛹化できそうである。

 既に影響は受けているのだが新築隣家の空調廃熱風でウマノスズクサは縮み枯れ始めた。排風正面に遮蔽板を付けさせても脇からの微風で打撃を受けている。来期までには対策を講じないと繁殖不能となる。
 それはともかくリスクマネジメントのかけらもない「施主に隣家トラブルの永久火種をサービス」となるのは判り切った設計施工をする会社も会社である。名前を明らかにしてもいいのだが、それは今後の事…。

 さて、ジャコウアゲハの蛹化場所は人工物を好むようで、家の外周には新旧入り混じって越冬体や抜け殻が至る所にある。中には数年間も外壁についたままの外殻もあるのだが、これが劣化しないしアリなども食害しない。この成分や材質を研究すれば耐候性高く害虫にも侵されにくい素材が出来そうと思うのだけれど、今からでは既に職業選択の自由は憲法にのっとっても保障してもらえない。

 庭で羽化しているであろう蝶類はヤマトシジミやルリタテハなどが居るけれど、シジミ類は小さすぎて目に留まらず、ルリタテハは蛹は見てもジャコウアゲハ同様に羽化は見た事が無い。キアゲハは三つ葉やフェンネルに幼虫は見るけれど蛹は見た事が無い。蛹にならず羽化するのか…と思いたくなる小生の謎の一つだ。
              外壁登攀中       既に蛹化体勢に入った個体