棚田と泥水池間の法面を補強整えたのち、棚田の喫水線を補強するために孟宗竹を組み込んだ。構造的に畦から傾斜し堤を形成する上端面の横幅が無いので弱体なのである。そこを猪が掘り返すから一年も経つと畦は喫水線ギリギリとなり、出水し溢れてしまえば修復する気力も無くなってしまうほどの被害が想定される場所だ。
そのため喫水線を破壊されないように、またかろうじて喫水線は守れるようにと孟宗竹を敷いた。本当は針葉樹材を間伐し敷設したいのだけれど18m分の丸太を運ぶ手間を惜しんで竹にした。5年程度の耐久性はあるから折を見つつ順次交換していけば良いだろう。
この棚田は隣接グループに既得権がある場所なので控えめも大切なのである。この、しゃしゃり出てまでも保全行為を行う理由は「水域の上流部」である事に他ならない。上流部が破壊されれば下流部の泥水地やトンボ池は修復不可能となる程の被害は確実で、そうなると生態系の根幹を揺るがす事態になるが、再再生させるほどの労力は出ない。
本日の作業は、不足に思えた法面の補強に、一輪車5杯分の土を加えた後、竹を伐りだしに山に入った。とりあえず必要な6m3本を据え、杭で固定し終了。畦の盛り土は田土でなく、法面の盛り土を採った場所から採土し使用する。翌日、基盤土を運び固め、その上に田土を盛り上げ高さを得ようと畦塗りを始めたのだが、予報より早い降雨で撤退。雨具はあるけれど合羽姿では不快な作業になる。
杭打ち ➡ 基盤土投入 ➡ 途中で撤退
そのため喫水線を破壊されないように、またかろうじて喫水線は守れるようにと孟宗竹を敷いた。本当は針葉樹材を間伐し敷設したいのだけれど18m分の丸太を運ぶ手間を惜しんで竹にした。5年程度の耐久性はあるから折を見つつ順次交換していけば良いだろう。
この棚田は隣接グループに既得権がある場所なので控えめも大切なのである。この、しゃしゃり出てまでも保全行為を行う理由は「水域の上流部」である事に他ならない。上流部が破壊されれば下流部の泥水地やトンボ池は修復不可能となる程の被害は確実で、そうなると生態系の根幹を揺るがす事態になるが、再再生させるほどの労力は出ない。
本日の作業は、不足に思えた法面の補強に、一輪車5杯分の土を加えた後、竹を伐りだしに山に入った。とりあえず必要な6m3本を据え、杭で固定し終了。畦の盛り土は田土でなく、法面の盛り土を採った場所から採土し使用する。翌日、基盤土を運び固め、その上に田土を盛り上げ高さを得ようと畦塗りを始めたのだが、予報より早い降雨で撤退。雨具はあるけれど合羽姿では不快な作業になる。
杭打ち ➡ 基盤土投入 ➡ 途中で撤退