利用は管轄外で造成補修は小生、という何ともねじれた現場の作業に入った。造成当時から不満足だった堤の盛り土。当時の作業量では造成するだけで手いっぱいだったから痩せた堤を太らせる土を調達するところまで身体が回って行かなかった。
猪の掘り返しで畦が痩せ低くなってきたから再度腰を上げたのは、採土する場所を思いついたからである。今までは棚田を合体させ必要が無くなった畦の土を用いるつもりだったが、これだと構造を変更する事になるから独断では出来ず、当初、断られた経過もあった。そこで思いついた解決策は尾根筋末端の段差を削って用土を得る、と言う事だった。事前に地表を覆っていた蔓や草株を刈り払い土をむき出しにしておいたから採土作業に着手できた。
必要な用土の量が分からなかったが、この日一輪車で運んだ15台分で、ほぼ半分まで肉付けが出来たから、残りの部分も15車程度運べば完成するだろう。集水路への法面には土止めの段差工を施せたし、この肉付けが終われば弱点の一カ所は解消する。
盛り土前 ➡
盛り土中
採土開始 ➡
用土の半分量
猪の掘り返しで畦が痩せ低くなってきたから再度腰を上げたのは、採土する場所を思いついたからである。今までは棚田を合体させ必要が無くなった畦の土を用いるつもりだったが、これだと構造を変更する事になるから独断では出来ず、当初、断られた経過もあった。そこで思いついた解決策は尾根筋末端の段差を削って用土を得る、と言う事だった。事前に地表を覆っていた蔓や草株を刈り払い土をむき出しにしておいたから採土作業に着手できた。
必要な用土の量が分からなかったが、この日一輪車で運んだ15台分で、ほぼ半分まで肉付けが出来たから、残りの部分も15車程度運べば完成するだろう。集水路への法面には土止めの段差工を施せたし、この肉付けが終われば弱点の一カ所は解消する。
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