トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

哀穿カツラ

2016-11-24 | 感じるままの回り道
 何がそうさせるのか、ストーカー行為が絶えなく哀れになってきた。今春定植したカツラ3本、降雨の少なかった夏に落葉させてしまい、慌ててバケツで水を運んだ小生だが、枯れはしなかったものの葉数は復活しないままだ。
 そのカツラの周囲をイノシシがたびたび荒らす。根こそぎ抜き取られるのを防ぐためアセフェート粒剤を株周りに散布するのだが、臭いの消えた頃にやって来る「招かれざる客」そのものなのだ。他の苗木も定植直後はかような状況にあるのだがストーカー紛いが頻発するのはカツラだけである。
 まあ、猪と言えども吐乱夫がそうであったようにカツラかどうか気になるのだろうが、こっちは最初からカツラそのものなのであるからして、もうやめてほしい神経衰弱戦だ。

 馬鹿はほどほどにして、理由を考えてみるとカツラそのものが発する匂いにあるのではないかと思うようになってきた。カツラの落ち葉が濡れるとよい香りを発生させると聞いているが、小生はまだ体験していない香りで、嗅覚の鋭い猪だからこそ引き寄せられるのだろう…が小生のたどり着いた解である。

   ここも    こっちも    あっちも