トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

集水路をシェルターとすべく拡幅する

2018-11-04 | 水辺環境の保全
 集水路は周年水涸れが無い事から「水生生物リザーブタンク」として意識していたのだが何とも長すぎる。「シェルター」と呼ぶなら通りも良いけれど「避難場所」にはならず「生息保険」の場である事に変わりはない。
 拡幅作業に着手する前から「大変だろう…」と思っていた作業だが案の定、大変である。とにかく掘り取る土の量が多いのだ。五十肩なのに土の掘り取り、掘りあげ、移動は腰に来る。腰痛の心配もしなければならぬ。とにもかくにも「無理はしない」を心に秘めボチボチと進める事にした。
 腰痛症の発生ともなれば半月は作業が出来ない。食草園の埋め立てに使う用土も欲しいが一日一輪車10杯程度でも半月続ければ終わるだろう。

 水際線の浸食防止に丸太を二本並べ、その下に通水管を通した。沈泥池側は水位の調節をしなければならないのでエルボを装着し竪樋を短くして接続した。この長さ如何で水位は自在だし回転させても水位線の上下は出来る。何度も設えていると多少は合理的になってくるから、まだ呆けは安心かもね…。

 丸太の間に拡幅しながら掘り取った土を放り基礎を作った。泥土でないから逃げては行かないものの基盤層を掘り取るのは楽ではない。この日は形が見えてきたところまでで切り上げた。熱心にこの作業を行うと安静時にヘルニアの縫合部が疼く感じがしてくるから用心にこした事はない。
 腰痛防止にと「腰痛ベルト」を装着すると術部に腹圧を加えてしまうから装着できず、骨盤ベルトで術部を保護した方が安心かも、なんて思いもありつつの作業である。

 まあ、チンタラと言うより「チンは足らず」になっている今日日、爺タラと表現した方が現実を正しく表している…。

 通水管の確認   ➡    拡幅開始   ➡    基礎を作る