トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

水商売は「部分最適化」から…

2018-11-28 | 水辺環境の保全
 シェルター部の堤突き固めは時期尚早のままなので、もう一つの改修ヶ所である温水田の作業に取り掛かった。ここに水を送る傾斜水路の護岸工事は済ませたから、拡幅作業に合わせ掘り上げた土を用いて堤の補修強化と上棚からの法面の下部の平坦地を広げる作業になる。
 いつも通りの箱庭作業なので「需要と供給」が合致しないと着手出来ない作業でもあり、毎度の二方面作戦である。

 思わぬ出水に備えての越流防止の堤形成でもあるが、つまるところは「猪様の掘り崩し」に少しでも対抗防御したい一心でもあるのだ。水際や畦や堤など水辺の生命線だけを毎晩夜襲をかけてくるから見回りの度に血圧が上がる。想いは「季節風に乗って豚コレラがやって来ないかしらん…」に尽きる。
 想いは有っても、やって来るのは「ここ掘れワンワン」でもないし北風小僧の寒太郎程度で、作業個所も日陰の身で、冷えた足腰が痛むだけである。この国の政は弱者に薄く強者に手厚い。ダムから救った猪様カップルへの対応にそれが見え隠れしていた。

 脱線よりもスコップのひと堀りが肝要なので、本日もエンヤーコーラヤやります。凍結する前に済ませなければ…。

 開始 ➡  ここまで          堤のかさ上げ