トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「マユタテアカネとオオアオイトトンボ」

2019-11-01 | 小父のお隣さん
 11月に入って見られるトンボはマユタテアカネとオオアオイトトンボくらいになった。沢筋にはミルンヤンマはまだ見れるかもしれないけれど小生の眼力ではとても見分けは不可能だから探しても無駄な努力に近い。
 今期の終盤、例年になく個体数が無い。理由は判らないけれど県下全般の傾向だとも知ったし、先日に千葉の兄と電話で話をしたおりに「地元でも少ないと仲間の評価は一致している」との事だった。ミツバチの減少を思えば他の昆虫に同様な影響があってもおかしくないだろう。

 水見回りの途中、泥水地のフジバカマ群落でマユタテアカネとオオアオイトトンボを見た。寒い時期になったからこそ陽だまりで見られる二種であって盛期には日陰地と日向のように生息圏は別れているのだった。この風景を目の当たりにすると冬が近くなったことを否が応でも実感する。
 例年、トンボの見納めは12月の8日頃なんだが昨年は12月の28日だったかが見納めの日だった。今季のトンボの見納めは11月中になるかもしれない。既に周辺を数えても片手で済む数しか見つけられなかったから・・・。

                       

*日湯単訪

2019-11-01 | 感じるままの回り道
                   湯疲れて歩む登りの錦かな

                   硫黄泉鼻で湯気吸う腹いっぱい

                   予報は野分蒼天独り露天寂

                   胡坐座で撫でるくるぶしイノコズチ

                   イヤホンの貸し切り舞台聴くシャンソン

                   カラオケが障る広間の紅葉窓