トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カヤの木、刈り出し

2019-11-13 | 今日は真面目に
 突端部の地拵えを終え一応の植栽も済んだ。しかし南側のクヌギ付近の日当たりが悪いままである。理由はクヌギの南側にカヤの木があり、これを葛が覆ってクヌギに到達しているせいなのだった。カヤを除伐すれば広範囲に空間が出来て日当たり良好かつ葛の横柄ぶりを避ける選択肢になるのだが、周辺にはないカヤの木は見本樹としても残しておきたい。それだけでなく「カヤの木」と聞くと連想で「カヤの木山の」の歌が思い起こされるのだった。
 すでに記憶は不鮮明で歌えないけれど歌の情感だけは好感を持って記憶されている。ダークダックスの歌だったろうか…。なので除伐する気分にはならないのであった。
 グリーンカーテン状 ➡  蔓切り ➡  中継樹コナラ除伐

 刈り出すには急斜面にあるネザサを刈らねばならない。カヤの木が株立ち状にあったことから周囲のネザサを刈り込んだことが無く、そのことがネザサの丈を一層伸ばして葛の屋根を作り上げ日照を滞らせてしまったのだ。故に密生したネザサは竹切り鋸では太刀打ち出来ず、チェーンソーで根元から薙ぎ払うように切断した。けれども上部は葛で編み込んだようになっており倒れるはずもなく、数本づつ引き抜き取る作業を繰り返しての刈り出しになった。株立ちになったカヤの幹は15本を数え、これは3本仕立てにして残りは間引いたのだが、葛の蔓から引き離すのが面倒で切断しっ放しである。
 冬枯れの一冬待って、葛の蔓が劣化した頃に片付け、日照回復させれば済む時間的余裕はある。
        カヤ刈り出し  ➡   株立ち状だ   3本立ちにした