トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく定植にまでこぎつけた

2019-11-06 | 今日は真面目に
 作業開始から5日目、今日は単独作業だ。菓子クルミの保育苗2本を定植する。春先に頂いたロングポット苗は見た目だけの代物で畑から掘り上げてポットに収めただけの代物である。こういう商品は結構多くて、これを頓着なく定植すると庭でも畑でもない野地においては枯れ死につながるリスクが高くなる。活着を高めるにはどうしてもポットで養成が肝要なのだった。
 秋も終わりに定植しても活着するのは来春以降のものの、掘り上げて根が少ない苗を定植するよりは安心である。ただ2本とも十分に発根伸長したわけではなく、1本はポットの外まで根を伸ばしてくれたけれど、もう一本はポット内に根を巡らすまでには至らなかった。この樹は枯れ死するリスクがあるけれど、実生の苗木4本を準備してあるから受粉樹を失う事にはならないだろう。

 土壌は赤土だったものの掘り易くて拠点に一昨年定植し発育が悪いままのポポー3本も移植した。2シーズンを無駄にしてしまったものの来季からは成長が見込めるだろう。さらに2本、生育不良のナツメとスモモを移植すれば果樹園構想は完結する。この日は10月末日、なんとか10月中の心持をクリアー出来て祝着至極である。いいや終着至極か・・・。

      植穴を掘る   ➡    水決めする   ➡    5本定植した