トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シロヒラタケと自然薯を盛る

2019-11-22 | 何よりの楽しみ
 菌打ちさせたホダ木にシロヒラタケが発生した。ママさんグループが菌駒を購入して打ったから駐車場で出会う度に「採集時期になってますよ」と伝えていたけれどなかなか採集に来てくれない。既に変色が始まったからこちらで採集し、この日作業に来ていた3人で分けた。

 シロヒラタケでは「ヒラタケ」と観る人もおらず、そもそも毒キノコに見えてくる印象がある。それでも香りはヒラタケの香りだ、大きいものは手のひらサイズを優に超える。これなら正真正銘の「ステーキサイズ」である。持ち帰ったこの日、昼まで時間があったからイベント用の工作をしたのだが、いつものように食事は間に合わせになってしまった。
 それでもシロヒラタケとYさんが掘った自然薯があったからチキンラーメンに盛った。彩りが寂しいから庭のアサズキを刈り、微塵にして乗せる。これでインスタントと言えど季節の食材てんこ盛りとなって、あわただしい昼食を済ませたのだった。工作を始めると食が疎かになる。つまりは食事に掛ける時間が惜しいのである。

               シロヒラタケと自然薯   ➡    トッピングにした

ちっちゃい取水堰

2019-11-22 | 水辺環境の保全
 林接池へ水を供給する取水堰は石を並べただけの構造だった。流路はオニヤンマやハネビロエゾトンボなどのヤゴがいるから、池への取水口から放流吐水口までたかだか4m程度でも水を切らす訳にもいかないので水漏れ承知の列石堰にしてあった。しかし偶然とは言え、そこは威野志士様のお通りの渡河点だったので水見回りの度に補修せねばならずうんざりもしていたのだった。

 この日は除伐した樹を処理集積場所まで曳き集める作業で出かけたけれど、未明までの降雨で濡れそぼり足元が危ない。急遽、予定変更し取水堰を固定式に変えたのだった。作業は小一時間もあれば終わる程度の内容だけれど、こんな積み重ねが見栄えのする作業や活動より大切なのは言うまでもない。まあ、部分最適化が全体最適化に通じる、とでも言おう。前言と矛盾するけれど頭脳明晰・才色兼備・老いて増々であることをそれとなく盛り込むのは見栄張る君の業である。

 堰本体は廃材の中の廃材で腐食もシロアリの食害も進んだ材だけれど水に没して使えばしばらくは用が足せる。取水管の上端まで水位が保てるようにすると流路が干上がることまでには至らずとも水が切れる。そこで手斧で刻みを入れて取水とオーバーフローのバランスを取った。
 ここまでして気が付いた。威野志士様は水に足を濡らすのを嫌い、今度は堰に足を置くことになりはしまいか・・・。ホント、威野志士様には気が滅入るし肝が焼ける。この地にイノブタを放獣してしまった当人は被害甚大を引き起こした結果に何とも思ってはいないだろうなあ。根絶させるには豚コレラ大流行以外に打つ手は無くなった。
 流行るよ来い 早く来い 呆れ始めた爺ちゃんは 赤い帽子とべべを着て 流行るを来いと願ってる・・・・・。

      獣道直下の堰       完成した取水堰  ➡   池内流入は順調