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たまたまテレビ電話で遊んでいた玩具が気になって名前を聞いてみたら「インセプト・ホテル」というのだそうな。ヨーロッパ周辺では「お庭で環境問題に取り組んでいます」風な流行りものらしいのだが、室内でドールハウス風に玩具にしてしまう感覚は斬新である。
本邦の動向をネットで検索したら幾つかヒットした。国外のようにズラーッと何ページもは出てこない。思うに敷地の広さも関係しているに違いないし、すぐ近くに自然があるお国柄もあるのだろう。それでも輸入概念なので工作物のデザインも似たり寄ったりで代わり映えしなかった。
従来の農林業など一次産業の中で落ち葉溜まりや枝葉の集積、腐植材の積み上げ、堆肥場や粗朶束での護岸など環境生物に配慮し活用した設えは多々あったはずで、そういうものが脱落していった結果の流行りなのかもしれない。小生は小規模ながら蜂満神社やパレス、大舎、あるいは間伐材や落ち葉掻きしての集積など行っているから、あえて作ってみる気もないけれど「気づき」をもたらす工夫の一助にはなるかもしれない。
いつもの脱線だけれど事故にはならない自己の話になったしまった。
さて作業4日目は刈り払いだった。夏草や秋草に見るべき草勢は無いけれどアズマネザサを刈りこんでおかないと冬の間に背丈を伸ばす。この時期のネザサ刈り払いは刈り刃を接地させて滑らして刈る。春の芽出しには影響がないから思い切って刈り取れる。
ネザサ刈りが終わってようやく植栽に着手できる段階になった。植え付けが終わるまで5日間要するのかと感慨深い。
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