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それで気になり庭のキジョランの葉裏を確認すると卵もあり孵化したての幼虫も確認できた。即位パレードの10日になってもフイールドでのアサギマダラを視認できていなく、さすがに落胆しつつ「それでも・・・」と葉裏を確認したら卵は複数、幼虫も確認できたのだ。祝着至極は言わずもがなである。
S先生が見えていてアサギマダラの情報を伺うと県内の飛翔量は例年ほどではなかったとの事だった。昆虫界に異変が起きている兆候、なんて言わずともあの農薬による大量死疑惑は膨らむ一方だろう。トンボも例年の見納め時期まで1カ月もあるのに寂しい限りの個体数で、S先生も「少ないねえ・・・」と漏らしていた。
昆虫がいなくなれば人間も存在できなくなる事を薄々同意できる小生にとっては身近な環境問題なのである。大局にも小局にも影響などしない小生の環境創出であるけれど、まあ、爺我自賛・自己満足でも発生できた個体数は小生の年齢よりはあるだろう。
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老骨を曲げて生み出すこの一寸