トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

定植してしまった苗木

2019-11-14 | 今日は真面目に
 今春、播種しロングポットで養成していたクルミ苗4本。自宅で越冬させようと花壇にポットを埋めたのが10月の終わりごろだった。ところが尾根突端の地拵えも苗木の移植・定植が済んで、残りの空き地を遊ばしておく事もないし、自宅の4ポットも来春には定植するつもりだったので「別に、今でも構わないだろう」と思い直して定植した。これで越冬中の水やりなどの手間が無くなるし、日当たりは定植地の方がダントツ良好だし、活着は来季だけれど苗木にとっても喜ばしい選択だったと思っている。

 晩秋になって都合、果樹10本を定植したことになる。収穫まで5~10年は必要だろうから先の見えない時間軸ではあるものの、下草刈りを続けていくだけでそれ以外の面倒は無いはずである。
 最初の定植をした際に株もとに竹酢液を噴霧しておいた。これが功を奏したようで今のところ猪の掘り返し被害に遭わずに済んでいる。イノシシは好奇心旺盛と言うか性向まったく処置無しの根性悪と言うべきか、植え付ければその夜のうちにほじくり返して苗木を傷めてくれるのが約束だった。
 掘り返す場所も手入れが必要な肝心要の場所を集中的に痛めつけてくる傾向が顕著で血圧は上がりっ放しなのであった。試みに噴霧した竹酢液が効果的だったと思えたので、今後の植栽に生かせるだろう。

           ロングポット4    ➡     水決めし支柱を添える