トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

運呼!運耕!運功!

2020-01-08 | 何よりの楽しみ
 「うんこ出たかぁー、うんこを見れば何でもわかる!」とは聞いたようなセリフだが主題は科学でもうんちくでもない七草明けにはふさわしくない内容だ。とは言え幼児からギャングエイジの頃まで大喜びする対象に「うんこ」があるのは間違いない。昨年の「森のイベント」に端材を切り出して💩のシルエットのブロックを出してみたのだが、これが即完売したのだった。完売と言っても5個だけだからオーバーな表現には違いないけれど売れ行きの早さが証明している。
 転じて漫画の流行りを見るとうんこやおなら、おしりなどがキーワードになったのがベストセラーなのだった。正月休みにたまたまアニメの番組を見たけれど、小生的には「どこがおもしろい・・・?」の感想でしかなかったものの子どもの感性ではないから歓声など上がるはずもない大人の完成度なのであった。

 いつもの性懲りもない性格が表目にでて「本格的造形」に着手してみる気になった。イベントは月末なのに寄り道・道草はいつものパターンで、後が無くなると横道にそれ、別の事をやってしまうのは自分でも制御不能なのだ。
 しっかりした材を削り出すのは手間がかかりすぎるので柔らかいヤナギの風倒木を使った。使い道があるだろうと一部を風雨のしのげる場所に保管しておいたのだ。所定の大きさのブロックに切り出しサンダーで大まかな外形を作る。この作業は自宅では行えない粉塵作業なので拠点道具小屋で行った。

 一方で自宅のテレビ台に紙粘土が放置状態であったから、これで成形してみる事にした。よりリアルになるだろう。彩色も金色やお黄色、オレンジなどにすれば見栄えもするし大喜びされそうな予感だったのだが。乾燥途中であまりにもリアルすぎて「撤回」処分とした。小さめのペンダント風が穏やかで宜しかろうと・・・。イベント会場を歩く子どもたちの胸に燦然と揺れる💩のペンダントの風景、想像するだけでも我が胸に春風が吹いてくる。
 写真は乾燥途中で振ってしまった相手、小生が振る事が出来るのはこんな事だけで社会においては振られっ放しである。それはともかく写真の形は濡れタオルに包み密閉袋で軟化途中だったため崩れている。いかにせん粘土での成形はリアル感満載で彩色したら笑いで済まなくなりそうだった。そこでペンダント風が浮かんだのだ。もう時間的に製作は難しいかもしれない。大作が未着手だ。

 ヤナギのうんこは4個、拠点で鋸目を入れ螺旋を切り、家では炬燵で彫刻刀を使ったものの手元が危ないし遅い。結局は拠点に戻りサンダーで荒く成形した。仕上げもサンダーでとはいかず、サンデングブロックで修正した。やはり天辺のヒュッとなる部分が難しく、立ち上がらせると雰囲気が出るけれど危なくなる。こんな物でも妥協は必要なのだった。

                       ➡    ➡