トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**春民、垢付きを覚える・・・

2020-01-28 | 温故痴新
             税を注すさくら見に行き宴行き俄かは見ずや主が袖振り
                    あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る    額田王

             金権の臭へる芋の憎々さ捜査を盾にみな秘め留め
                    紫草のひほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋めやも   大海人皇子

             やり過ぎてツケ来たるらし桜見の今日も欲した内府の書類
                    春過ぎて夏来たるらし白袴の衣乾したり天の香久山     持統天皇

             萎え萎えの目立つ公僕うら哀し荒れた心魂見れば寂しも
                    ささなみの国つ御神の心さびて荒れたる京見ればさびしも  高市古人

             主招く数多くなり費え増し数えも難儀待たすな票田
                    君が行き日長くなりぬ山たづね迎えか行かむ待ちにか待たぬ 磐姫皇后