トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

三匹の泳ぐ魚

2020-01-31 | 感じるままの回り道
 先日のイベントで残った木製玩具の一部を古巣へプレゼントしに行った。こうでもしなければ狭いながらも苦しい我が家では立ち居振る舞いが困難になってしまうのである。残りは後輩が立ち上げた施設へ運ぶけれど、対象に合わせ多少の手直しをしてからになる。どちらにしても期日などは無い急ぐ必要もないのである。

 古巣に送り届けて玄関先で立ち話のおり、以前にプレゼントした「三匹の泳ぐ魚」が戻ってくることになった。人気の玩具だったそうで使い続けた結果、接着剤で固めた部分が緩みバラバラになったのだという。そういわれても小生のところに図面は無し、細部の記憶も無しで、とりあえず「修理・メンテナンス」と相なってしまったのである。
 三匹の魚のうち二匹は動く魚として人気で魚だけくにゃくにゃと遊ばれているのだそうな。まあ、一匹あれば動作確認は出来る。

 「泳ぐ魚」のオリジナルは書籍に載っているのだが三匹に群れさせたのは小生のアイデアで、まあ爺我自賛であっても好まれる木製玩具になっていると言えよう。
 費用を惜しんでベニヤ材仕立てなのだが、ヒノキやホウの板材を使えればもう少し高級感も耐久性も出たはずである。少ない年金の中から遊ぶ費用を工面するのに食費から賄う現実では「希望的品質」を達成するには餓死する覚悟がいる。とてもとても「爺は喰わねど高楊枝」なんで孤高の世界に身は置けない。まず第一は糊口を凌ぐことが日々の大半なのである。

 バラバラになった部材を仮組み立てしながら思い出してきたけれど、このまま組み付けるか一部は部材を変更するか、まだ決めかねている。

    バラバラで戻った   ➡    部材の確認   ➡    組み付けて確認