トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

機関車トーマスの台車を作る

2020-01-16 | 何よりの楽しみ
 イベントまで10日、点検と積み込み、一息お茶時間を組み込むと7日しか工作時間が無い。「完成できるかどうか・・・」と思い煩うより要求貫徹、立春にもならない寒の内から早めの春闘になった。極端の暖冬で軒下の縁台作業は背中に日差しが当たっている時間だけは苦にならないものの、昼過ぎからは日陰となり体感温度が急激に下がる。だからと言って室内で行いたくない加工だから、ともかく15時までは頑張らねばならない。
 背中に日差しの恩恵が消えると肩凝りの痛みが増すようにも思えるけれど、ここでギブアップは出来ない。

 さてようやく台車の組付けが出来た。各部品の接着固定は後回しで、それぞれのパーツごとに揃ったところで仮組み立てをして塩梅を見なければならないのだが今のところは大きな齟齬は無いだろう。ただ組み立て固定後の仕上げ研磨は必要でオービタルサンダーで滑らかにせねばならない。隅っこを仕上げるのに小振りのデルタサンダーが欲しいけれどなかなか手が出ない。

 さて台車だが2×4材を土台にして前後にスカートを付け上面に床板を張る。接着や上部の汽缶部や運転台も乗せるから位置決めのピンで動かないようにする必要がある。最初に作った頃は、位置決めの捨てピンを用いなかったばかりにクランプで圧着しようとすると逃げたり滑ったりで正確な位置に固定できなくやっきりしたものだった。それに学んでひと手間だけど竹ひごを位置決め捨てピンとして使っている。これだけでも仮組み立てや調整時に手間が省け精度も上がった。まあ、骨惜しみやケチケチは良くないという見本みたいなものだった。

 台車前部のスカートには衝突防止器と前照灯を付けなければならない。後部スカートにも衝突防止器と後部灯を付ける予定だが、これらは最終組み立てで構わない。それでも衝突防止器20個を挽きだしたのだが、さすがにうんざりする。簡単にするため1円アルミ貨のような円盤に円柱材を接着すれば速攻に思えたけれど、幼児の玩具では容易にばらけてしまう工作はご法度、それこそ完成してもご禁制品になってしまう。行き先が分からない玩具なだけにそういう事は避けねばならないだろう。
 今回のモデルでは前部スカートから汽缶部へ続く整流版は省略した。これが無くても全体の雰囲気は落ちないし、スカートと床板の形状に合わせ1点1点削り合わせ20個用意するのは手間がかかりすぎる。サイズも薄く小さいので接着しかなく、そうなると固着まで1日をみなければならずとても無理な状況にある。

                 台車の完成      衝突防止器の駒