トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨が多けりゃ送水止まる・・・

2020-07-04 | 水辺環境の保全
 前日に水源地の復旧を行ったもののバルブの開閉に使う菊ハンドルを自宅に置いたままだったから排砂出来ない中途半端な作業だった。この日、午前中くらいは降雨無しの予報だったので排砂バルブを開けて排砂作業を実施した。体験的に「排砂バルブの開放」で管内に沈殿した砂泥が排出され吐水量が回復するのは無理なのだが、とりあえずは「簡便な手法」から手を出した。

 管路下りの最低部にある排砂バルブを1時間開放して濁りは消えたけれど水量は戻らなかった。これで「エンジンポンプによる強制排砂が必要」と解が出た。道具一式は車載しておいて空模様が安定している半日を目安に作業をしたい。この日は最低部のバルブ開放と尾根を横切り管路上昇になる位置の排砂バルブの二カ所を開けた。
 このバルブを開けても開けなくても、すでに最低部のバルブで排砂できていないから無駄と言えば無駄なのだが、ポンプで圧送した時に泥土が少なければ抵抗も所要時間も短くなるだろう。とまあ、我が作業は「思い込み」で成り立っている。

 最低部の開放 ➡   1時間後、澄んだが水量復活は無い           上昇部の開放

今日のトンボ「ノシメトンボ」か…

2020-07-04 | 小父のお隣さん
 泥水池1の抜去除草中、水面に落ちたトンボがいる。翅端斑が見えたし「マユタテアカネの翅端斑型」かと思いつつ掬い取ってミソハギに止まらせた。撮影しておこうとカメラを向けて初めて気が付いた「右翅が無い」。小生は掬い取ってミソハギまで1mほど移動させただけで翅の脱落など生じさせないはずで、鳥にでも啄まれた結果と考えても成熟体でもない。翅の付け根を観察しても「千切れた」様子も無かった。羽化する前に右翅が無かった個体と考えたくなるけれど、羽化失敗の個体は見ているが形態異常に類する個体の観察は記憶にない。

 それはともかく顔面の眉斑を確認したら明確な斑はなく「マユタテアカネ」ではないと言って良いだろう。そうなるとノシメトンボが小生の落としどころなのだけれど眉唾眉唾・・・。

                     

※ Sさんからのメール「リスアカネで、ノシメは今だ未確認種」だった。小生、どういう訳かリスよりノシメに傾きがちだ。識別の勘所でなく「地味だったから…」の基準では正しいはずもないのう・・・。それでもめげない、豪雪地越後人は辛抱強いのだ。