トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハイブリッドシロップで小豆ゼリー

2020-07-27 | 何よりの楽しみ
 暑い盛りの冷菓、小豆バーや小豆抹茶カップは大好物であるけれど、最近は小豆の含有量が激減して美味しくない。そんな不満がくすぶっている折、ハイブリットシロップの用途開拓にゼリーを作る事にした。
 茹で小豆一袋にひたひたにハイブリッドシロップを掛けてレンジで加熱し冷ましておく。これは小豆に味を滲み込ませる工程だ。ゼラチンは棚のどこかに残っていたはずなので探し出したら、これがかれこれ10年前の物であった。消費期限はとうに切れている。きっと水羊羹を作りたいから用意していたに違いない。

 貫徹せずともくじけないのが小生の偉いところであって「もったいない精神」を発露し使ってしまった。冷めた小豆シロップ浸けを製氷皿に均等に入れてゼラチン液を掛けて冷蔵庫へ直送。三時のおやつには間に合わずとも夕食のデザートにはなるのだ。

 期限切れのみ ➡  ハイブリッドシロップ浸けを作る ➡  容器に入れゼラチン液を掛ける

 夕食のデザートとして食してみた。取りだす時に容器の底までゼラチン液が回っておらず、崩れてしまい綺麗とは程遠い。最初に液を入れておくべきだったのだが後悔先に立たず。
 まあ、どんな贅沢をしようとグルメであったとしても出る時は仲良しこよしである。小豆の食感と味わいは捨て難いがハイブリッドシロップの味が独特なため評価は分かれそう。はるみ発酵シロップか梅シロップだけの方がシンプルで癖が無い。ハイブリッドシロップを作るためにつぎ込んだ砂糖2kg、氷砂糖1kgは何だったのか・・・。あーあ、世に失敗の種は尽きまじ。そう、吾輩は失敗して育つタイプであって、ああ失敗憑き真爺・・・。

もっと光を! 2

2020-07-27 | 今日は真面目に
 ビワの樹に光を届ける算段をすれば、地続きの一画も気になってくる。林床まで日照が届かない混みあった部分では健全な植生が保たれるはずも無く、続いての除伐作業となった。
 雨上がりの斜面は滑る。長靴でなく久しぶりにスパイク付きの地下足袋を履いたのだが、履けば履いたでスパイクが引っかかったりして注意が必要なのだった。思うに脚力が衰え腿上げ動作が不十分になってきたためもあろう。でもそれは知らないふりをして「足場が悪い」で済ませればよいのだ。小生が腿上げ苦労爺であってもテレビの中ではももいろクローバーが元気に腿上げしている。吾輩はそこまで出来ぬ。だからテレビには出禁。

 さて林床の光の具合を見ながら樹種を見ながら間隔を見ながらの除伐なのだが、2日間の除伐でヤマザクラ6本を地際から伐採してしまった。胸高直径15㎝ともなれば青年樹なのだが、実生観察中の樹種でもあるから「もったいない」は禁句である。混雑させた林内で育てるとまるで箒樹形になってしまいヤマザクラの良さは減少する。ここはやはり陽光を浴びさせ枝もゆったりと伸ばして咲かせたい。
 ヤマザクラに加え侵入してきた孟宗竹、あちこち芽をだすイヌビワやヒサカキを除いた。

 一通り除伐が済んだものの倒木はそのままで処理までは手が回らない。既に下着まで汗で濡れそぼっている。昼前には帰宅し冷たいシャワーを浴びるのが何より至福の季節になった。
 倒した樹木は通路を塞いでいるけれど、通常利用する通路では無いから後日でも支障はない。できれば8月の例会日に頭数で処理作業をするのが小生にとっては賢明な判断なのだった。

   ➡   

                            ➡