
作成に当たっては一覧表と写真集の表記や同定に、忙しいS先生をまたもや煩わしてしまったけれど、こればっかりは小生が出来る事ではないから無理を承知の頼みごとになってしまった。「作ろう」と思い立ったのは数年前にさかのぼるもののイメージが出来なくて今になったのだ。その下原稿を持ってS先生にお願いする日と「梅採り」が重なってしまったのだが、ここは「しまった、でもリスト」優先だったので、わざわざ誘っていただく唯一のフイールド、なのに礼を失してしまった。ごめんなさい!。
それはともかく、先生にお渡しした原稿が校正が済んで戻ってきた。こうなれば後は早い。PCのデーターを修正しプリントするだけである。この際、画像は大きめにプリントするつもりだったのに肝心の撮影年月日が併記されない。仕方が無いから原稿と同サイズを写真用紙で出力した。
もとより芸術写真でも無いし、学術写真でも無いから構わないレベルなものの細部を眺めるには大きい方が助かる。しかしそれ以上に撮影年月日は大切だろう。てなことで3部作成し1部は小生の手元に、残りの2部はS先生とSさんにお渡しすればタスクは終了するのだった。
初めは「トンボリスト」だけだったものの水辺と深い関係のあるヘビとカエルのリストと写真も入れてみた。せっかく作成したのに水辺とは切り離せない種、また「食物連鎖」でも重要なスタッフ、ヘビとカエルを除外するのは「へその緒を欠く」、あるいは主ではないものの「画竜点睛を欠く」そう思う。
一方、広報するようなフイールドやリストではないものの「環境多様性」を創出保全していれば「生物多様性」も自ずと満たされていくのは「種の保存」と言う種それぞれの遺伝子に助けられて達成できたとも言える。そう思っているから「生物多様性」表現ばかり目立つもろもろの事象は苦々しいだけの小生である。命あるもの生活の手立てや場所が無いのでは社会は成立出来ないのだ。
そんなこんなで、今回のリストは「生息種・確認種」中心であるものの、言外に「環境多様性」があるのは小生の屈曲した爺我自賛で、要は小生の自己満足、業の発露。そう、自分で褒めて生きるしかないのだ姥捨て山では・・・。まあ寂しーい老年ではあるのう。近づいてくれるのはトンボやヘビ,カエルばっかし。
連日の雨続き、そういう季節だから腐る事も無いのだが、たまたま借りてきた本に「種を保存するのではなく遺伝子が生き残るため」なのが生殖繁殖で個体なのだとか…。要はおいらも単なる操りの器じゃった。そんな戦略を遺伝子ではなく寄生して行う種がいた。もうホント、ビックラコだ。