トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ミヤマアカネ」

2020-11-24 | 小父のお隣さん
 小雪にマユタテアカネとオオアオイトトンボの二種を撮影、まだミヤマアカネも飛翔しているはずだと見当をつけ、小春日和になった翌日に下手のY川沿いを歩いてみた。土手沿いの遡上ではマユタテアカネ1匹だけで、トンボ池の陽だまりより数も密度も無い。「これでは無理か…」とあきらめて下る途中に行く手の地面に1匹確認できた。接近しつつ数枚を撮影しているところにハイカーがやってきて飛び立ってしまった。

 少し歩いて対岸に渡り、そこで1匹。下ってまた1匹と同一個体かどうかの判断は出来ないまでも、とにもかくにも場所。位置を違えて3回の遭遇は小生の最多記録であった。これで初霜さえ降りなければもう一週間後の12月にも観られる可能性が出てきた。12月に3種確認できれば小生にとっては歴史的快挙となる。まあ、こんなつまらんことに喜んでいるような日々では情けない・・・とは思わん!。シーズン終幕なのに、こんなに視認できるとは「増えたか?」とも思ってしまう。「土手に降りてるアカトンボ 増えたかどうだか聞いてみた まだ増えない あーあ」

 地表の草本は枯れたのがほとんどだったが、まだ緑を保って花を着けているのもある。視線を送ればシジミチョウやタテハチョウ、はてまたセセリやキチョウなどもいた。小さいし低い位置だから目に留まり難いものの、活動はトンボより賑やかだった。初冬にこういう情景は何ともほっこりする。

                      

大いなる誤算

2020-11-24 | 小人閑居して憮然
 トカゲを餌にシロマダラを捕獲しようと試みたものの成果は無かった。しかし短い筒だった試作品で仕掛けた時は数日後には餌のトカゲが居なかった。トカゲ自体が脱出できる構造とも思われず、蛇の体長より短い筒だったから尾部が筒外に出たままでトカゲを喰ったと考えている。
 そこで長い筒に補正し、更にもう1本追加して仕掛けたけれど、真夏の温度では、中にトカゲの餌となるだろうバッタ類も入れてみたものの衰弱が激しく仕掛けるのは中止にした。涼しくなりトカゲの持ちも良くなってから仕掛けようとの魂胆だった。

 ところがである。涼しくなったら今度はトカゲが見つからない。日向でも石や丸太の下でも影すら認められなかった。かくしてシロマダラの捕獲は頓挫したのだった。が、それでも諦めないのが「年寄りの冷や水浴びせ」で、今度は越冬場所を提供し捕獲しようと越冬容器を設置する事にしたのだ。
 越冬場所を提供し捕獲しようとする試みは過去1回行っている。この時は厳冬期に廃棄されていたビニールの間で冬眠体で3匹見ていた事を参考に不織布、土嚢袋、肥料空き袋などを重ね数カ所に設置したけれど入らなかった。

 今回はコンテナに入れた木屑や木片の間に入り越冬場所とするかのようにいたのを見ていたから、コンテナに落ち葉と鉋屑を混ぜ中は2段にして雨風が入らぬよう覆いをして設置した。入るかどうか分からないものの、まあ、遊び・暇つぶしの類であるが、シロマダラの習性を理解していないのに「そう行動をとる」前提で捕獲器を用意しているのも幸せ者の行う行動である

 一層目 ➡  2層目 ➡  底蓋 ➡  雨除けを巻く