トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハナグモちゃーん!

2020-11-25 | 小父のお隣さん
 蜘蛛は虫であるかどうかの確認は無視して#虫の範疇に入れるのは虫が良すぎるだろうか。今更分類学でどうこうするほどもない中身なのだから良いだろう。
 クモ類は郷里の芋穴の中でいつも見れたユウレイグモ以来好きでは無かったのだが、多眼の頭部やハナグモを知ってからは少しだけ距離が狭まったように感じる。ハナグモを知ったのは拠点駐車場の植木の葉上で、小生に前脚と言うべきか二本高く掲げて威嚇してきた時だ。

 「なんだ、このクモは⁈」と思った一方で透き通るような白体がなんとも美しい。威嚇のポーズも可愛い限りで、娘盛りが集まってドンチャカするアイドルなんて屁の河童であろう。そのハナグモが小生の庭、工作していた縁台に登場したのだった。このハナグモはどーもしおしいらしくて隠れたい一方の行動を取り、カメラを構えても静止してくれずまともなポーズで写すことは叶わなかった。まあ、アイドルになりたいなど心の片隅にも無いのだった。
 大和なでしこだったら、こう歌えるのだろうか。
                妻をめとらば才たけて 見目麗しく情けあり                  小生の場合は、残念…

                 


勘ぶり屋大暴発!

2020-11-25 | 何よりの楽しみ
 「道理屋」大爆発とならず立ち消え頓挫し、車輪付きは「しーばし別れの夜汽車の窓よ…」で、「君の名は?」「三葉!」様への第三波が収まったように思えたのだが燻っていた。突如として「節が不適切ではないか?」と今回に限れば「不適節」に思えたのだった。
 三葉虫のバリエーションは数万以上ともいわれているから、どう形成しようと「チーン」にはならないはずなのだが、どうも節の雰囲気が気に食わない。少々スマートすぎるきらいがする。そこで小判型の体型に近づけるよう寸法を替え作ってみた。

 写真資料で見る限りに於いては、小判型がポピュラーと思いモデルを作って並べたものの小判体型では感じが悪く、やや尻すぼみの形が審美眼に合ったのだった。体節の標準はこれで決め、後は頭部と尾部で変化を付ければバリエーションは増やしやすい。
 今回の製作は「ペイントして仕上げてもらう玩具」として考えたので塗装が活きる白木材である。この着想の最初は部材から組み立ててもらう加工教材タイプにする予定だったものの、とりあえずは無難にアクリル絵の具での仕上げで提供してみるのだ。まあ、どう転ぼうとニーズは無い領域なので爺我自賛の「極まれり」なんである。

            

 体節、上側から最初のデザイン寸法、2番目がやや太めにした改良型。3番目が資料に近づけた小判型なのだが小生的にはなじめない。頭部のないのが最初の形で小判型と比較すると随分と差があるのが判るだろう。
 小生の美的感覚では上から2番目の体節がしっくりきた。