トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

拠点斜面の刈り払い

2020-11-29 | 今日は真面目に
 拠点上り下りする斜面はすっかり林の雰囲気になってきた。クヌギを主にして植栽したのだがエノキ、クルミ、トチ、ガマズミ、ヤマボウシなど1品種に限定しない混成の林を作った。クヌギは数年前からドングリを落すようになったから、それだけで活発な青年期の林と言って良いだろう。
 フイールドとした当時は孟宗竹の藪で、全伐し根株が枯れ始めた頃に植樹した樹木も良い林相を呈している。過去を知らない人たちは勿論、知っている小生でも想像がつかない。まあ、小生の場合は経年劣化でしかないのだが…。

 さて夏の盛りになれば葉が茂るため林床は日陰になるので刈り払いに難渋するような時期は過ぎたのだが、変わらないのはネザサの萌芽とヤマフジやヌスビトハギの発生だ。草本の成長が止まった初冬の今はネザサとフジの刈り払いが主眼である。西の段々と異なるのは石や礫がない表土だという事で、刃先が火花を散らす様な事にはならず刈り刃の振りもストレスなく行える場所でもある。

 クヌギの落葉が盛んで、刈り払っている頭上から1枚また1枚と落ちてくる。透かして見ていると葉が降りやまぬ空模様にも思えてくるのだった。今期はこの落ち葉を下の溝に集積し落ち葉堆肥を作ってみる心算である。腐葉土数袋をホームセンターで購入すれば済む量しか必要ないものの、あまりにも大量な落ち葉が溜まるし、春にはほとんどどこかに消えていくのではまことにもったいない限りなのだ。そんなことを会友に話せば「猪を引き寄せるだけ」と笑われる。

                 刈り払って数日、落ち葉に埋もれた

山の孔多も空とぼけ…

2020-11-29 | 小人閑居して憮然
 泥水池4に3からの流入はあるのだが4のオーバーフローが無い。これだけで「漏水孔顕在化!」と断定できる。3~4日ほど横目で通り過ぎていたのだが、水が無くなった付録ともいえる泥水地5に威之志士様ののたくった痕跡を目の当たりにしては我慢が出来ない。「為さぬ堪忍、するが堪忍」なんて祖母から教わった心持など屁の河童になってしまい漏水孔潰しに池に入ったのだった。

 枯れ草を分けながら喫水線の漏水孔を探したらほどなく判明した。いつものように漏水孔が顕在化する範囲は決まっていて記憶にある付近が概ね「そこ」になってくる。
 流入する水を土塊で遮断し流入口から40㎝ほど孔伝いに掘り下げてから掘り出した土を投入し踏み固めて終了となる。時間にすれば15分程度の作業だけれど、やるとやらないのでは影響が大きく反映する作業であって手抜きは出来ないのだ。見て見ぬふりで空とぼけはいかん!。

 オーバーフローしていない   ➡    漏水孔    潰して整復