トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

香煎、麦焦がし、はったい粉

2022-07-01 | 今日は真面目に
 ナビを頼りに市内の販売している店の住所まで行ったのだが全く関係のない社名になっていた。これでは目当ての電話番号にかけても無理だろうと帰宅。時折通る道路わきの店舗が「世界の調理材料店」と看板を出していたので立ち寄ってみたけれど販売員は知らなかったので頓挫。
 結局は通販で購入する事にし、待つ事一週間、ようやく到着した。色々と試作して見たいので4kgを購入する。受け取ったのが16時頃で早速試食する事にした。昔ながらの子ども時代に食べていたレシピは「水で捏ね砂糖を入れて熱湯を注ぎもったりとなるようにかいてから食べる」のだったが、それは合点承知の助でしかない。試作の手始めは豆乳ヨーグルトで練ってみた。自分の口に入れるより先に池のタナゴとドジョウに与えてみる。食べる様なら香ばしさを活かしてタナゴ釣りの練り餌にも使いたい。

 池の底に沈んだ団子には一旦は集まったもののすぐに散ってしまった。どうも警戒されたようなのだが一匹が食べ始めたら次々と寄ってきて、さながら満漢全席の様相だった。練り餌に使えるのは確認できた。残りは我が身で試食なのだが砂糖少なめに豆乳ヨーグルトではお世辞にも美味しいとは言えない。そこでリンゴの摺り下ろしを加えたら抜群の効果。
 このように果物のすりおろしや果汁を加えれば離乳食やら病中病後の滋養食、あるいは健康食としてバリエーションが期待できる。香煎そのものは小麦粉より栄養成分が豊かなのに加え消化もし易い。今、流行だとかいうオートミールより美味しいし山行の行動食や非常食にも用途は期待できると小生は思っている。
 そんなこんなで夕食はお椀一杯の練り香煎で終わり。何でかと言うと香煎100%のフォカッチャの試作を急いだからで食事などしておれるか!報告は後程・・・。

    

 しばらく丹念に個体を観察していたが産卵管は出ていない。ドブ貝には集まっているのだが産卵は無理かも・・・。