「やりたい事よりやれる事」なんてフレーズをどこかで聞いた記憶があるのだが、ことフイールドになると「やれる事より早急に」の事態は日常茶飯事、昼めし前が普通であって、だからこそ「自転車操業・水商売」の看板が活きる。
上の池のオーバーフロー部も度々補修を加えなければならない場所なのだが長らく気になっていた漏水の原因部の始末をようやく終えた。漏水部処置も言わばフイールドの「お約束作業」なので、回数の比較で言えば「水見回り」がダントツ№1で「漏水部処理」が№2に相当する。
まあ、水見回りは定例行為なので悩みの種断トツ1位は「漏水」なので、だからこそわが身の老衰は進行が早まる気がする。発音が似ているから共鳴するのだろうと科学的には断定できるのだ。
しかしなあ、フイールドの漏水は「ドボドボ」と激しくなる一方なのに我が漏水の身となると「ちょろちょろ」と細くなる一方なのはどうしても解せない。その上に、その上にだけれど「何で後から出て来るの!」わが身の悩みの断トツ一位もまた漏水み・た・い。
阿呆口は横に置いて、この日は「猛暑予報」が出ていたけれど「やらねばならないのはやる!」事こそ男子の矜持であって「池行けば水浮くお爺、山ゆかば草伏すお爺」と歌われようと「やる時はやる」つもりで猛暑日は始まったのである。まずは最初に土嚢十袋を用意してから現場に下りた。
丸太橋を外し護岸丸太を外して漏水孔を露わにしてから周囲の土嚢を組みなおし漏水孔を塞ぎその上に新たに土嚢を敷き並べて一件落着だ。橋も丸太も土嚢も重量物で腰に悪いのは明々白々なものの行わねば片付かないのもまた真理である。
結果として用意した土嚢十袋は綺麗に吞み込まれてしまった。オーバーフロー部の両脇を土嚢の堤で補強したいけれどそうなると50袋ほどを用意して積まねばならず、思っただけで血圧が急降下眩暈がしてきそう。そんな事から「何時も応急処置」ばかりで終わり「完治」とは程遠い姥捨て山なのであった。そんな元凶に呼応して我が腰痛もしばし緊急事態となる。まあ、人生四苦八苦「やれる事よりやらせられる事」が多いのは前世の因果なのであろう。減らされる年金には異議があるけれど四苦八苦にもまた意義を認めよう。日本男子と生まれた以上「潔さ」は欠かせない。
つまるところ日本男子たるもの「潔さ」は必須なのであって「未成年とパパ活」と言われモザイク処理した「映倫カット」の公開では地に落ちたも同然で、これでは犬畜生の方が潔く、きっと行く行くは「鵺」になるだろうて。あの石の城、「鵺の巣窟だ!」と終業式目前の小学生が行っていたY。
そうそう、このクソ暑い日に「君、憤怒の汗を流せ!」とばかり土嚢作業を行ったのだが、昨今流行の呼吸法と言うか瞑想法「マインドフルネス」に通じる効果があるようで、土嚢を作る作業は「怒納」に近づく感じもある。言わば無心、なんちゃってシンデレラ。
まあ、正直に申せば猛暑日となりかねないこの日、土を掘り土嚢に詰めて一輪車で運ぶ…一連の作業は思い出ボロボロもとへ、大汗ボロボロ息ゼイゼイであって妄想の入れる余地はなかった。怒納出来る袋は購入したばかりだから堪忍袋は必要ないし御袋ははとうに鬼籍だ。
少なくなった髪を引き抜き荒い息を吹きかけても分身は出てこず奇跡も無かったのだった。後はおぼろ後はおぼろ。
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上の池のオーバーフロー部も度々補修を加えなければならない場所なのだが長らく気になっていた漏水の原因部の始末をようやく終えた。漏水部処置も言わばフイールドの「お約束作業」なので、回数の比較で言えば「水見回り」がダントツ№1で「漏水部処理」が№2に相当する。
まあ、水見回りは定例行為なので悩みの種断トツ1位は「漏水」なので、だからこそわが身の老衰は進行が早まる気がする。発音が似ているから共鳴するのだろうと科学的には断定できるのだ。
しかしなあ、フイールドの漏水は「ドボドボ」と激しくなる一方なのに我が漏水の身となると「ちょろちょろ」と細くなる一方なのはどうしても解せない。その上に、その上にだけれど「何で後から出て来るの!」わが身の悩みの断トツ一位もまた漏水み・た・い。

丸太橋を外し護岸丸太を外して漏水孔を露わにしてから周囲の土嚢を組みなおし漏水孔を塞ぎその上に新たに土嚢を敷き並べて一件落着だ。橋も丸太も土嚢も重量物で腰に悪いのは明々白々なものの行わねば片付かないのもまた真理である。
結果として用意した土嚢十袋は綺麗に吞み込まれてしまった。オーバーフロー部の両脇を土嚢の堤で補強したいけれどそうなると50袋ほどを用意して積まねばならず、思っただけで血圧が急降下眩暈がしてきそう。そんな事から「何時も応急処置」ばかりで終わり「完治」とは程遠い姥捨て山なのであった。そんな元凶に呼応して我が腰痛もしばし緊急事態となる。まあ、人生四苦八苦「やれる事よりやらせられる事」が多いのは前世の因果なのであろう。減らされる年金には異議があるけれど四苦八苦にもまた意義を認めよう。日本男子と生まれた以上「潔さ」は欠かせない。
つまるところ日本男子たるもの「潔さ」は必須なのであって「未成年とパパ活」と言われモザイク処理した「映倫カット」の公開では地に落ちたも同然で、これでは犬畜生の方が潔く、きっと行く行くは「鵺」になるだろうて。あの石の城、「鵺の巣窟だ!」と終業式目前の小学生が行っていたY。
そうそう、このクソ暑い日に「君、憤怒の汗を流せ!」とばかり土嚢作業を行ったのだが、昨今流行の呼吸法と言うか瞑想法「マインドフルネス」に通じる効果があるようで、土嚢を作る作業は「怒納」に近づく感じもある。言わば無心、なんちゃってシンデレラ。
まあ、正直に申せば猛暑日となりかねないこの日、土を掘り土嚢に詰めて一輪車で運ぶ…一連の作業は思い出ボロボロもとへ、大汗ボロボロ息ゼイゼイであって妄想の入れる余地はなかった。怒納出来る袋は購入したばかりだから堪忍袋は必要ないし御袋ははとうに鬼籍だ。
少なくなった髪を引き抜き荒い息を吹きかけても分身は出てこず奇跡も無かったのだった。後はおぼろ後はおぼろ。

