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それはともかく残りの泥上げを済ませ法面との間に細い流路を通して一件落着した。この護岸の土盛りは細い流路を伸ばすための堤防でもあるのだが、この作業にはいくつかの目論見が入っている。単なる通路ではないのだ。
1、畔を設えたから池の泥浚い場所と泥上げ場が増えた
2、産卵に浅い流路を好むトンボがいる。この流路で運ばれた砂泥は沈泥部まで流れる。
3、絞り水を先まで伸ばして放流する事で水の動かない水域が解消する
大雑把に数えても3点の役割を担わせる設えなのだが盛ったのが泥土だから歩けるまでに乾燥するのは秋になるだろう。それまでにこの護岸部近くに羽化台となる植生を配置しなければならない。こうしておけば羽化の確認も容易だ。水路はもう数メートル延長する必要があるのだが泥の流入してこない止水域だったから泥土の堆積が少なく泥浚いで調達出来ず未完のままだ。堤が乾き歩けるようになるまで泥土は運べない。
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