トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

突端台地の整枝

2022-07-12 | 今日は真面目に
 「梅雨明け十日」と言われるが2日目にして猛暑日になってしまった。野外作業もまとまった量の作業ではご老体が可哀そう。ご自愛するにはばかる事もないので高枝切鋸とチョンチョン鎌を一輪車に載せて向かった。途中、落ち葉山に立ち寄り袋やレーキ、米ぬかなどを置き整枝作業にはいる。

 今回の狙いは林床に列植されたハギとカラムシへ日照量を増やす事にある。育っていない訳でも無いけれど夏至の前後は太陽高度が高く、そのため日中は枝の影になってしまうのだ。影を射すクヌギとコナラは既に成木で、また周囲に多数あるので多少の整枝は全く問題が無い。写真では日照回復した様には見えないものの昼前後には直射光が届くはず。
 問題があるとすれば作業者の方で、暑い最中に4mもある高枝切でゴシゴシ続けるのも楽ではないのだった。ついでに周囲の同じような関係にあるクヌギと桜の枝を切除して少しはさっぱりしたのだ。枝ぶりもそうなのだが「日陰」が気になっていた小生も同じ。これで太陽の南中高度時で光が届く。

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 まだ体力的には余裕で時間も早かったからフジバカマ園内の草取りを少々行った。当然、ち密に除草はせず目立つ部分だけチョンチョン鎌で地際から削る。先だって植え付けたケンポナシも今のところ萎れも無い。根元に枯草を敷き夏の暑さと乾燥から守ってやる。
 帰路は落ち葉山の広げられた落ち葉を掻き集め米ぬかを撒き肥料の空き袋に落ち葉を詰め込み帰宅。落ち葉は食用菊のマルチング用である。開花の早い品種は摘み取れるのも近い。食用菊は郷土の定番で無性に食べたくなる時がある。三杯酢や酢醤油が早いのだが酢味噌和えもなかなかいけるのである。「猛暑日の夕食用」と妄想するとヨダレが出て来る。まあ、正しくは妄想の結果と言うより口のしまりが関係しておる。