トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「タナゴ釣りで散見」

2022-07-14 | 小父のお隣さん
 大気が不安定で曇天。夕刻までは曇りのマークなのだがフイールドには出向かずタナゴの追加分を確保するために遊水地に出かけた。
 最初に見たのはチョウトンボで、相変わらず前衛的なデザインである。この個体は釣り場に向かう途中だったので撮影は無し。

 釣りの最中、ウキ周りを飛翔して目障りなのはコシアキトンボだったのだが、以前の釣りの時は中空を群れて舞っていたのに今日は単独飛行ばっかりだった。
 立ちんぼして釣っていたのだが周回して来る大型のトンボは2種類は確認できたのだけれど種が判定できない。これとは別に至近に留まり撮影できたのが2種類。一種類は「ウチワヤンマ」と図鑑対照で判明し、もう一枚の産卵個体は頭部と翅しか見えないけれど一見すると翅胸は鮮やかな緑色で向かってくる時点で「ギンヤンマ」と思ったくらいだ。
 しかし釣り場の岸辺に近い草に降下して産卵を始める時の腹部は赤銅色でマルタンを思わせた。ギンヤンマの産卵は連結産卵と図鑑にあったからこのトンボはギンヤンマではない。そこで種の判別は頓挫した。

 まあ、目の保養は出来たしフイールドには出現しないトンボも眺めれたし、こういう人を極楽頓某と言うのだろうか・・・。

  

今日のエッ!品「はったい粉のフォカッチャで失態来」

2022-07-14 | 何よりの楽しみ
 香ばしさを得たいしはったい粉の豊かな成分も摂りたいからはったい粉100%でフォカッチャを作ってみた。結果は痛い失態粉であったわい。グルテンの量が少ないのか粘りが全く出ず工夫してまとめて焼いたもののボロボロのままだった。

 1袋400g入りだったから半分をフォカッチャにもう半分でビスコッテイの試作をするつもりで開始したのだが何はともあれ須田紋太君になってしもうた。参考にしているレシピは強力粉100gで作っている。「はったい粉200gでは材料を倍にすれば…」と試算したのだが現実は甘くなかった。粉を投入しまとめようにもまとまらない。ミルクを加えつつまとまる状態までと辛抱したけれど粘りがでないからポロポロのままだ。卵2個を加え両手で固めるとようやくソフトボール大にまとめられたものの直ぐに崩れるような性状だ。

 これを一次二次の発酵を済ませ予熱200℃12分で焼いて、いつもより厚さがあるから焼き上がりから余熱を使い10分庫内に留めたのだが、そのポロポロ性状のせいか焼いた感じが無い。まあ、はったい粉が原料なので生焼けでも食べられる食品ではあるけれどとてもとても「フォカッチャ」のモッチリした食感は望むべくもなかった。
 しかしながら、これでめげないのが越後人の気質であって次回の試作は強力粉とはったい粉を半々でやってみる。こうなると「戻り梅雨みたい」な今日日「雨々降れ爺さんが粉鉢抱えて待っている・・・」何か自分の粉骨を抱えた気分にもなってしまったのは「蛇の目でお迎え嬉しいな」を連想したのだろう。まだお迎えはいらない!。思わぬ不遇で失意のどん底にある高齢者には「蛇の目」ではなく「慈愛の目」が大切。
 篩の目だけはいつもと変わらず凛として横にあるのだが「器」であるがゆえに「君子」では無し。通しはしても受け止めてはくれない。

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