19日、降り始めから15時間で120mmほどの雨量になった。一時だけ時間雨量で40mmを記録したけれどさすがに120mmも降ると取水地に支障が出る。7月初めの吐水量は20ℓ/分で「そろそろ排砂作業と水源地の手入に行かねば・・・」と思いつつ延び延びにしていた案件である。
今回の降雨で吐水量は目分量で毎分10ℓ以下になってしまったから「何をさておき」の非常事態である。まだチョロ水のうちに水量回復させないと「えらいこっちゃあ、えらいこっちゃあ!」になってしまうのはお約束である。エンジンポンプを取水地まで運ぶにはルートの草刈りを済ませておかないと足元が見えず危険だ。そのため鎌と携帯スコップ、砂泥柄杓を用意し、ポンプによる強制排砂は翌日回しにして排砂バルブの開放と取水升周辺の整備に向かった。
案の定、排砂バルブを開放したら泥水が放出された。まあ、無理もない事でかれこれ10カ月は排砂作業を行っていない事になるからである。ここまで長く送水トラブルが発生しなかったのは「透水式防砂塀」のお蔭なのである。これを設える前は数十mmの降雨でさえ断水の憂き目に遭って、その度にエンジンポンプを運び取水地の整備をしつつ強制排砂で復旧させていたのだ。であるから「透水式防砂塀」は小生が設えた物としては「出色」の傑作なのであった。
それはともかく、防砂塀周辺の土砂を取り除き水流を整えてから取水升フイルター部の土砂を排除し取水升内の砂泥を柄杓で掬い取って整備を終えた。
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送水管路最低部の排砂バルブは開放のまま翌日まで放流させる。これにより一晩かかり排砂されるからポンプでの強制排砂への抵抗値はぐんと低下するはずで、結果的にポンプ運転時間を減らせるのだ。それはとりもなおさず小一時間立ちんぼしている時間が減る事に繋がる。
実際は段階的に出力を上げ圧を高めたり送水ホースの抜けを監視したり流路を整えたりトンボを探したりと結構忙しい。取水地でもフイールド作業でもそうなのだがサンコウチョウの鳴き声を身近に聞きつつ作業できる環境などそうそうないだろう。


それはともかく、防砂塀周辺の土砂を取り除き水流を整えてから取水升フイルター部の土砂を排除し取水升内の砂泥を柄杓で掬い取って整備を終えた。


送水管路最低部の排砂バルブは開放のまま翌日まで放流させる。これにより一晩かかり排砂されるからポンプでの強制排砂への抵抗値はぐんと低下するはずで、結果的にポンプ運転時間を減らせるのだ。それはとりもなおさず小一時間立ちんぼしている時間が減る事に繋がる。
実際は段階的に出力を上げ圧を高めたり送水ホースの抜けを監視したり流路を整えたりトンボを探したりと結構忙しい。取水地でもフイールド作業でもそうなのだがサンコウチョウの鳴き声を身近に聞きつつ作業できる環境などそうそうないだろう。