トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

間違えません。これだけは!

2015-09-03 | 感じるままの回り道
 道具小屋脇のブットレアにアゲハが舞っている。「蝶が群がる花木」の代表格の様に言われ、小生もそれを信じ庭に数本植えたのだが、日中いないので群れ飛ぶ姿を見れない。何よりも樹形が場所を必要とし、むさくるしいから拠点に移植した。ここなら伸び放題で良い。
 優良誘蝶花と言われても小生の印象は「それほどでも…」が正直なところだ。たまたまアゲハが吸蜜している場面に出くわしたが、これは同定しやすいアゲハだった。ナミアゲハ夏型♂で間違えないだろう。他のアゲハでもナガサキアゲハ、ジャコウアゲハ、モンキアゲハは区別できるが、同じナミアゲハでも春型♀ともなるとキアゲハと区別がつかない。
 まあ、親しい人の名前やなじみの樹木名さえ出てこない事が多くなった昨今、昆虫の名前が判らないなんて極めて自然な流れであろう、と思いたい。それはともかく、このアゲハは紗をまとっているように見え、一服の清涼感を感じるのは小生だけだろうか…。

ツチグリの仲間

2015-09-03 | 小父のお隣さん
 集積材の腐植質を片づけていたら一個だけ転がり出たキノコ。ツチグリの仲間だとはすぐに分かったが写真対照しても結果はいつも通りだ。今までに見たツチグリの仲間では一番大きく新鮮だった。中央の球体を押すと胞子が飛び出した。
 図鑑の写真では「エリマキツチグリ」が似ているが放射状に開いた部分の数が異なる。これだけで素人は迷宮に入り「あとは朧…」。
           上面          側面

鍬先の修正

2015-09-02 | 今日は真面目に
 畑跡で拾った四本鍬、刃の長さが一様でなく使いにくい。柄は新しいのを据えたが刃先が不揃いでは「不揃いのリンゴ」ほどの価値もない。そこで短くなるのを承知で刃の長さをそろえた。新品を購入しても三千円前後で手に入るが、古くても鍛造打ち出し品は捨てがたい。昨今のホームセンターの農具は溶接とプレスで出来た製品の上、使用感の悪い見かけ倒しばかりなのだ。既に野鍛冶は絶滅したから刃先の鍛接もできない。
 実家は専業農家で多少は農具を使った経験上、身体が使用感を記憶しているので一層、使い勝手が気になる。
   修正前   ➡     修正後

今日のトンボ「えーっと思う場所」

2015-09-02 | 小父のお隣さん
 林道の擁壁に芽生えたホトトギスにヤゴの殻がついていた。「なんでこんな場所に?」と最初に思ってながめてしまった。絞り水で年中濡れている場所で苔も付着している擁壁だが、周囲に水たまりはない。路側と擁壁の角は絞り水がチョロ水程度流れているけれど、大型のヤゴが生息できるとは思えない環境だ。
 一方、小生が当地初記録としたサラサヤンマは絞り水程度の環境で生息可能なのだという。S先生によると「ヤゴの確認が出来れば繁殖地と確認できる」と話していたので念のため採集した。さーて結果はどうなるか。ささやかな楽しみで「ご褒美」となるかどうか…。

上り勾配逆洗洗浄

2015-09-01 | 水辺環境の保全
 送水復旧作業二日目。今日は上り勾配部を吐出口から水を圧送して管内の排砂作業を試みた。エンジンポンプの調子が思わしくなく途切れ途切れでの圧送になったがスムーズに排出し終えた。結論として集水升から標高最低部に至る片側の通水が思わしくないのが明確になったので、再度取水地からの圧送排砂をする事になった。
 ところがエンジンポンプが円滑に作動せず動いては止まり動いては止まるの繰り返しで、途中の排砂バルブ毎の区間確認が思うようにできない。待っていてもしょうがないから道なき道の配管に沿って土砂の溜まりやすいU字部分を揺すって排出を促す。途中、新たな排砂バルブ二か所を見つけ排砂作業を試みたが圧送が停止していては機能しない。
 前日に排水が思わしくなかった最初の排砂バルブまで辿り開放して通水を確認した。ここで既に正午になっていた。残りは最終排砂バルブと吐水口の排出確認で、最終排砂バルブまでの通水はOKだったのだが吐水口までの上り勾配を水が上がっていくのに時間を要する。ポンプの不調で既に13時過ぎ、昼食も摂っていないので「本日中止」とした。エンジンポンプの新調を考慮しなければならない状況である。
  作業準備 ➡  継ぎ手を外す ➡  逆洗洗浄中

ウメダイコン!?

2015-09-01 | 何よりの楽しみ
 先日、消費に困った梅サワー原液で夏野菜の即席漬けを作ってみたが美味しかった。梅サワーの漬物自体はじめての試みだから初めての味なのだけれど「食べた事がある!」味だった。それは「ユズダイコン」にそっくりで香りは期待できないにしても味わいはユズダイコンなのだ。
 それに着想を得てユズダイコンならぬ「ウメダイコン」を試作する。食塩を適量加えねばならなかったけれど「いける!」味であった。まあ、夏ダイコンそのものが冬ダイコンほど美味しくはないのは横に置いとくとしても「クレームはありません」うめぇダイコン漬けになったのである。これでリットル単位で残ってしまった梅サワーを無駄にせず消費できる目途が立った。