トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**展捻危険物・病む腫る悔い奈…

2018-04-22 | 花の下に長居
         春の雲ポッカリ浮かびヘルニアは
                     ポッコリ腫れる堤は治る

         しまんちゅのヤンバルクイナこの谷地は
                     堤治るもガンバリ悔い奈 

         流行りならインスタ映えと患部撮る
                     陰下腫れじゃアップ取り下げ

         右出ればモグラ叩きか左出る 
                     あにはからんや苦労所得じゃ

         漏水を止めて脱する我の果て

         丹田を据えて土盛り腸も盛り

         すっぽんぽん晒しまな板忍び泣き

         ブジーされあの人この人だれ腕(かいな)

         堤はこんもり鼠蹊部ポッコリ
                     これが浮き世の因果なり ハアコリャコリャ

         鼠蹊部ポッコリまな板乗って
                     こんもりしたかは全麻中 ハアコリャコリャ

         ビリケンの両目術創毛深きに
                    鼻が付いてはトロルそのもの
                                  
               

貝の繁殖もタナゴの繁殖も…二途を追う!

2018-04-21 | 小父のお隣さん
 マシジミ越冬前 ➡  越冬後4月 ➡  新しい飼育場所
 昨年、自宅池で産まれたマシジミ8個は砂を詰めた水底の籠の中で越冬させた。タナゴの産卵期を迎え、ドブガイやカラスガイを管理しやすいように籠が欲しくてマシジミは水面近くに位置を上げた水草の容器に移してみた。7個しか見つからなかったが殻も見なかったので見落としたかもしれない。越冬前より大きくなって差し渡し10mmほどになっていた。餓死もせず成長していた事は「給餌」に大きな齟齬が無かったとホッとした。

 ドブガイとカラスガイはタナゴの産卵のためにも健康的な食生活を整えたくて「珪藻」を繁殖させたく珪藻の付いた石や珪藻を濾し採集した珪藻泥を投入したのだが、瞬く間にモエビとタナゴに食い尽くされてしまった。

 そこで池には引き続き種を投入するとしても別個に繁殖を試みるために水槽を用意した。日光と酸素が環境として大切な事は繁殖場所で理解したので水槽は陽の当たる場所に移動し、エアーはフイルターを外し直接曝気である。

 川から茶漉しで集めた珪藻を投入直後は濁り切っていたものの、しばらくすると沈澱し澄んできた。栄養源が不明なのだが水の中の落葉と米の研ぎ汁プラス豆乳で試していくつもりだ。これでうまくいけば水槽を増やし少しでも自然の餌を給餌できればと思っている。
 今季の給餌は適宜採集した珪藻を投入し、豆乳や乳酸菌ビール酵母製剤に植物性乳酸菌とバナナの混合液を与えている。連日でもなく適切な内容かも不明だけれど「駄目」と言う事にはならないだろう…。

 さて、池の中のカラスガイは産卵させるには小さすぎるしドブガイは数が少ない。そこで新たに金魚店でドブガイ3個を買い占めてきた。ドブガイとしては小さめだが大きめのカラスガイ相当はあるのでサイズは合格か。

 店頭の生簀では底に砂も無く、給餌もされていなかったと思うけれど生きている。外殻表面は藻でヌメリが出ている様な状態だったが容器の砂の上に置き池に沈めたら早速、タナゴが集まってきた。
 箱メガネで覗いたら産卵行動よりも外殻の藻を食べるのに集中して、眺めている間に表面の艶やかさが出てくる。集まっているタナゴの中には産卵管を伸ばしている個体が見られたから、中旬頃に孵化水槽に移したい。

 稚魚のために池にマシジミを移した浅い水草のエリアを用意したが、それはそれ、今期は稚魚を確保したいものである。
 作業の途中で水底にホトケドジョウやヨシノボリの姿も見えた。ヨシノボリは「カラフルヨシノボリ」と呼んだ鮮やかな色彩を持つ個体たちだが、ヒレの先端の色違いだけが確認できた。水底にいてはカラフルさは分からないがドジョウやヨシノボリの役割は「二枚貝の繁殖」にあるので構わない。
              マシジミを越冬させた管理籠で産卵させる。孵化水槽への移動が楽だ  

ヤマツツジ開花

2018-04-20 | 小父のお隣さん
 ここかしこにヤマツツジの花が目に付くようになった。株そのものは大きくなくても林床にまだ日差しが届きやすい時期なので陽に映えて目立つのだろう。
 八重桜は満開で、季節的には「春」のうちだろうけれど、ヤマツツジが開花すると「初夏」の趣を感じるのは小生だけだろうか…。

玄米吸水凍結炊飯をしてみた…

2018-04-20 | 何よりの楽しみ
 白米より健康に良いからと玄米を炊いて食する時もあるのだが、外皮の様なぶつぶつ感が何とも食べづらさを増幅する。玄米だから精米より美味しくないのは気にならないのだけれど抵抗のある食感なのだ。
 たまたま「植物の細胞は凍結すると細胞壁が破壊される」の一文が脳裏に浮かび、ビビビッと玄米とリンクしたのである。早速、冷蔵庫内で3日ほど吸水させ水を切ってから冷凍庫内へ数日、そのまま所定の水量を加えて炊飯してみた。

 結果は「おお!食べやすい」感覚で、ぶつぶつ感が緩和され口中での糊化も容易になったように感じた。もちろん小生だけの、それも一回きりの試しであるので科学的とはお世辞にも言えないけれど、爺我自賛なら臆面も無く言える。
 まあ、他言する必要も価値も無い事柄ではあるが、自分で納得して実施していればそれでよかよかで、これで玄米食を食べる回数が増えそうである。
     十分に吸水させ凍結  ➡   炊き上がりは普通、食感は向上           

セオリー通りの断水…

2018-04-19 | 水辺環境の保全
 14日夜、120mmの降雨があった。気象情報では24時間雨量となっていたが、実際には12時間程度で降った降水量である。
 さーて、そうなると隣り沢からの送水が滞ってしまったに違いない。15日午前には雨が上がったから確認に行きたかったけれど果たせず16日に確認に行った。案の定、完全断水だった。

 水源地へ三本鍬と携帯スコップを携え向かってみると完全に埋没していたものの、先般水路の移設を簡単に整えておいた部分までは破壊されてはおらず、その点ではほっとする。
 とりあえず取水升を埋め尽くした砂礫を排除し水路を整え水が流れるようにした。取水升の中は取水管の位置まで砂泥が堆積していたから、取水升まで水を流しても通水は不可能で、管内の排砂をせねばならない。
                      完全に埋没  ➡   取水升に水は通した

 通常ならエンジンポンプで強制排水し通水するのだけれど、林道に倒木が発生し車を入れられない。抱えて運ぶ状況ではないし、断水を長引かせるわけにもいかないのだけれどヘルニアで腹圧のかかる活動は危ないし、翌日に排砂バルブの操作でなんとか通水できればよし、それで駄目ならエンジンポンプを運んでの強制送水は半月以上先送りだ。
 まったく間が悪い時に双方なり立たない状況がやってくるもので、まあ、浮世だししょうがないか…。
 

コミスジかなあ…

2018-04-19 | 小父のお隣さん
 通り道の中央で日向ぼっこをしたいた蝶は「コミスジだったろうか。回り込んで撮影したかったけれど逃げられるのは目に見えていたから判明できない角度になった。
 それでもミズジチョウにしろコミスジだったにせよ、この種が出現した事は理解できる。白黒の色彩のチョウであっても胸に染みてくるチョウであって、自分でも理由は分からない。
 この日は春の短期間だけしか現れないツマキチョウのカップルも飛翔していたものの、チラチラした飛び方なのに落ち着いてくれず撮影不可能だった。ケータイを構え眺め視線で追うだけの相手だった。早い話、「ソデ」にされたのである。

シュレーゲルアオガエルの卵塊か?

2018-04-18 | 小父のお隣さん
 上の池に浮かんでいた物体、最初は発泡スチロールかと思ったけれど指で確認したら卵塊のようだった。シュレーゲルアオガエルの産卵は水際の隠れる部分に産み付ける事が多くて、むき出し状態はあまり見る事が無い。
 大きさはテニスボール程度だから、普段見慣れている大きさよりやや大きい感じがした。周囲はシュレーゲルアオガエルとタゴガエルの鳴き声で埋め尽くされているようにも思える状態だから、シュレーゲルアオガエルの卵塊で良いのだろう。
 まあ、そうでなくても良いのであるけれど…。

ジャコウアゲハ、羽化も産卵も盛ん!

2018-04-18 | 小父のお隣さん
 四月に入ってから連日の様に自宅の庭でジャコウアゲハを見れるようになった。リンゴの花が満開になったと言う事もあるだろうけれど、幼虫の食草となるウマノスズクサが伸長してきた事が大きい。

 既に産卵行動を見せている個体もあるから葉裏を探したら、かき分けるほども無く直ぐに見つかった。ウマノスズクサは花が面白くて導入した植物なのに開花を見れたのは1シーズンだけで、以降くまなく食べつくされ再生、また食べつくされ再生を繰り返している。不思議な事に花を咲かせる暇もないのに株は増えていて、これは全く謎めいている。

 根はいわゆる「ゴボウ根」で直根、華奢で切れやすい。地下茎を伸ばして繁殖は出来ないタイプなのに株数が増えているメカニズムは不明のままだ。
 困る事は蔓が伸びた周囲の掘り返しが出来なくなっている事で、植え付けやら植え替えなどの園芸作業が窮屈になって、小生の食草さえ栽培する面積が減っているのである。

              スズクサに庭をとられて貰い葉菜

 抜け殻        吸蜜       吸蜜

 撮影のため抜け殻を取り外そうとしたら外殻を固定している糸が強靭だった。糸よりも外殻の方が弱く、固定点にカッターナイフを丁寧に入れないと容易に破壊されてしまうのだった。
 まだ羽化していない蛹もあり変色し命が絶えたと思われる蛹もあるけれど、とりあえずはそのまま放置である。 

キンラン開花

2018-04-17 | 小父のお隣さん
 今年もキンランが開花した。タケノコのシーズンと重なる上に竹林付近に点在しているから年々、その数を減らしている。今季は昨季の半分ほどしか茎を立ち上げていない。
 もう数年を経ずしてすべて盗掘され絶滅する可能性が高くなってしまった。春蘭も別の尾根筋で開花している頃と思っているけれど、小生の現状では確認に行く機会を失ってしまった。
 今期は作業に追われ山中徘徊・彷徨の機会を得ない。まあ、山盗家よりはましだが、この山盗家には咆哮は全く用をなさないのが悩みだ。盗人や悪だくみ、改ざんはこっそりと行われるから知る由もなく「貧者の一灯」ならぬ「貧者の一盗」で絶滅に至った例は多い。

イガホウズキ、千成ホウズキの播種

2018-04-17 | 何よりの楽しみ
 桜は葉桜になり庭のイガホウズキの根茎から新芽も見られるからイガホウズキと千成ホウズキを播種した。昨年のイガホウズキは豊作で果実は今までの最高数あったけれど食べたのは一粒だけで、すべて今年の播種用にまわしたのだ。

 千成ホウズキは郷里の次兄が「懐かしいだろう」と果実を10個ばかり送ってくれたのを、これも一粒だけ食して採種にまわした。思惑は「次シーズン、たらふく食べてやる!」に尽きる。

 東側に住宅が建ち日照が悪くなった庭には丁度良い植物でもある。手軽なサラダ用葉菜は日光不足で環境が悪くなったから終日直射光下でなくても良い種類で楽しもうとする魂胆でもある。
 しかしながらイガホウズキは発芽するまで時間を要する。毎回「発芽失敗か?」と思う程じらしてくれる。まあ、一か月は耐え忍ばねばならない。


クロスジギンヤンマ羽化した!

2018-04-16 | 小父のお隣さん
 水見回りの途中、普段はコースに入れていない三日月池へも行ってみた。クロスジギンヤンマの発生を確認するためである。
 水面から出ているカサスゲの株をひとつひとつ丹念に目を通す。羽化する場所は池の周囲のどこでもと言う事はなくおおむね決まっているから一角だけ狙うのである。結果は3体の抜け殻を見つけた。
 クロスジギンヤンマの羽化は昼近くにまでかかることが多いのだけれど、今回は羽化体は見れなかった。抜け殻の様子から前日の物ではないかと思ったものの、とりあえず羽化はしたことを確認。飛翔がみられるまではまだ時間がかかる。どこで過ごすのだろうか…。

         支柱はカサスゲ         成体は未確認でもクロギンだろう

出来るかもムーミンハウス 12(外壁編)

2018-04-16 | 何よりの楽しみ
 さあ、いよいよ外壁を張るところまで到達した。長尺材を張り付ける作業で楽勝と思えるかもしれないけれど、これがなかなか手こずらせてくれたのだ。
 当然の事だけれど窓有り屋根在りで、写真では隠れる大屋根の下に入る部分は全て上部端面の形が異なるのだ。こういうところに円筒形の手間が出てくる。箱型の形状ではこんな手間暇はなくシンプルのはずだ。

 玄関とデッキの小屋根の部分は二階の窓との間隔が狭く、外壁材を寸法にして押し込んでも接着するだけしか出来ないため安定せず、外周の円弧に合わせ切り出した板で組み込んだ。ここは一枚板ではあるけれど彫刻刀で縦線を入れたのでそれらしく見える。
         切り出した円弧材  ➡   はめ込み 

 釘固定できる部分は二階の床と土台部分の二か所だけで、他の部分は釘固定できる部分が無い。それでも上端の屋根裏と接する部分は傾斜があるから先端外面を削れば入り込めて固定される。
 全ての部材一本一本の寸法形状が異なるので見かけより手間暇を要した。何事も裏方の仕事は表に出ないもので、この部分がしっかりしているかどうかで結果の大半は決まってしまうように思える。

 外壁を張り終えても何となくすっきりしない。理由が分からなかったのだが参考にしたイラストを眺めていて気が付いた。外壁立て板の継ぎ目がないのだ。板接ぎで継ぎ目にする手間は不要でも模型ではないとは言え、この感覚は気持ちが悪い。
 そこでランダムに10カ所ほど長尺部に継ぎ目を切りこんだ。遠目には見えにくいけれど近寄れば「それらしく」見え納得…。
 正面    正面右から   正面左から

タカチホヘビだったのだが…

2018-04-15 | 小父のお隣さん
 蛇は爬虫類だったかどうかもはっきりしなくなった。まあ、別に不自由も不便も無い事柄ではある。
 拠点を下りる途中で蛇の胴体部だけがあって、すでにギンバエが集まっていた。色合いがウグイス色だったから「タカチホヘビかなあ…」と小石を持って背側を出してみたら背正中線が見えた。これでタカチホヘビである事を確認する。

 タカチホヘビは珍しいのかどうか知らないけれどシーズンを通して見ない年もある。完全体では無いにしても初見?だが、そもそもタカチホヘビは高度な痴呆がヘビーだったのか、頭脳明晰な愕長、教えてください。
 小生の事は教えてもらわずとも「高痴呆ヘビー級」だろうとの認識はある…。

         胴体部のみ        背正中線がある

*人 焉んぞ隠さんや   於:一言居士花見会

2018-04-15 | 合混で闘作すれば
           妖頭腐肉                       亜辺ねつ造

           モリ・カケ・ニューネン               傍店メニュー

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           「膿を出しきる完全に…」             賤頭小唄

           将軍様 業強く公僕へたる            コーリャ阿寒

           忠恕死すとも諸悪の種は尽きまじ      板垣五右衛門

           嘘吹くは高官のたしなみ             閨房長官

           屈指の漁場                      分所海山

           火に禍計ないでください             満腹茶釜

           悪匠 禍計匠 漏り匠               惨呼の例(ブログより)

           偽熟律国                        リーダーシップ

           中枢、いずれも隠すんや…           露店商

今日のとんぼ「ムギワラトンボ」初見

2018-04-14 | 小父のお隣さん
 泥水池見回り中に足元から飛び立ったトンボはシオカラトンボのメスだった。舞い上がりヤマモモの先端部に止まったから見えにくい写真となったものの「ムギワラトンボ」とは判断が付く。
 昨日、見かけたのはこの種だったかどうかまでは不明だ。