「勘頼み」で三葉様を作ってみたが玩具としての体裁からすると動いた方が好まれる。そこでサリン、いいえ車輪を付ける事にしたのだが高さを押さえたいがために径を小さくすると加工し難い。そこで出来合いの部材を転用できないかと思案したら使わなくなった20φの木球があるではないか。丁度手ごろの大きさなので使うべく加工に入った。
三葉様の製作もコロナに準じたわけではないのだが三波目になるのだった。そのため少しでも質的向上を図らねばと部品一点ごとに製図して寸法を出し加工したのだった。切り出し後の仮組み立てで全体を観察すれば爺我自賛で良ーく出来ている。これならボール車輪を付けても違和感が無い。そこで加工手順を誤らないようにブロックを切り出し穴開けし、外周を切りだしてから隠し車輪として加工したのだった。
ところがである。試走させて様子を観ようにも走らないのだった。ボール車輪はスムーズに回転していたから「何事ぞ!」と思案投げ首、隔靴掻痒の結果、ボール車輪の接地摩擦が不足しているのだと理解した。球体なので理論上は点接触である。これでは滑って回転までには至らない。
回転する車輪を装着するには通常の形体の車輪が必要で、車輪を収める頭部と尾部を新たに加工しなくてはならない。現在の部品を広げるという手立てもあるけれど失敗の痕跡明白のまま完成させるには爺我自賛出来なくなる。爺我自賛が唯一の「褒められる」機会なので「褒められて伸びるタイプ」の小生としては痕跡は残してはいけないのである。見るたびに「あーあ!」ととどめを刺され、結局は爺我自散の事態は避けたい。
お爺の紅顔には涙がどめどもなく伝わったのだった。まあ、ここまで言うと厚顔無恥に分類される。そこで良い言い訳が浮かんだ。「平べったいのに車輪付きでは足を載せられて転倒、大事故になりかねない」これは一大事だ!。
机の品物よく見てごらん 考えてごらん ・・・ あーあ…
胴体節部の関係は図面通りに出来ている
ボール車輪を組み込んだが摩擦力僅少で走行不良
三葉様の製作もコロナに準じたわけではないのだが三波目になるのだった。そのため少しでも質的向上を図らねばと部品一点ごとに製図して寸法を出し加工したのだった。切り出し後の仮組み立てで全体を観察すれば爺我自賛で良ーく出来ている。これならボール車輪を付けても違和感が無い。そこで加工手順を誤らないようにブロックを切り出し穴開けし、外周を切りだしてから隠し車輪として加工したのだった。
ところがである。試走させて様子を観ようにも走らないのだった。ボール車輪はスムーズに回転していたから「何事ぞ!」と思案投げ首、隔靴掻痒の結果、ボール車輪の接地摩擦が不足しているのだと理解した。球体なので理論上は点接触である。これでは滑って回転までには至らない。
回転する車輪を装着するには通常の形体の車輪が必要で、車輪を収める頭部と尾部を新たに加工しなくてはならない。現在の部品を広げるという手立てもあるけれど失敗の痕跡明白のまま完成させるには爺我自賛出来なくなる。爺我自賛が唯一の「褒められる」機会なので「褒められて伸びるタイプ」の小生としては痕跡は残してはいけないのである。見るたびに「あーあ!」ととどめを刺され、結局は爺我自散の事態は避けたい。
お爺の紅顔には涙がどめどもなく伝わったのだった。まあ、ここまで言うと厚顔無恥に分類される。そこで良い言い訳が浮かんだ。「平べったいのに車輪付きでは足を載せられて転倒、大事故になりかねない」これは一大事だ!。
机の品物よく見てごらん 考えてごらん ・・・ あーあ…

